札幌の冬の洗車と下回りの手入れ|凍結防止剤・洗う日・春の洗車

目次
  1. 冬の車には、どんな汚れがどこに付きますか?
  2. 下回り洗浄は、どう考えればよいですか?
  3. コイン洗車とガソリンスタンドの洗車機は、どう使い分ければよいですか?
  4. 洗車する日は、どう選べばよいですか?
  5. 春の洗車は、いつ、どう進めればよいですか?
  6. 結局、冬の洗車と下回りの手入れはどう進めればよいですか?
  7. よくある質問
  8. 冬のあいだは、どのくらいの頻度で洗えばよいですか?
  9. 洗車のあとにドアが凍りついたら、どうすればよいですか?
  10. 洗車機を使うときの注意はありますか?

結論から言うと、札幌の冬の車の手入れは、凍結防止剤などの塩化物が付いた下回りを、冷え込みの強すぎない日に水で洗い流し、洗ったあとの水気を拭き取るのが基本になる。春には、残った汚れをもう一度落とす。

雪の降った翌日、車を見ると、ボディの下半分が白っぽく乾いた汚れで覆われている。手で触れるとざらつく。札幌の冬の道を走ったあとの車は、そんな姿になりやすい。

白っぽい汚れの正体の一つが、路面にまかれる凍結防止剤だ。塩化物を含むものがあり、水に溶けて車に付く。金属は、塩分が残るとさびやすくなると言われる。だから、冬のあいだも、気づいたときに洗い流す考え方が出てくる。

この記事は、運転の備えではなく、「車の手入れ」の話に絞る。雪道の運転や冬用タイヤについては、札幌の雪道運転に備える|冬用タイヤ・装備・心構えのチェックリストで整理している。ここでは、汚れが付く場所、洗う日の選び方、洗い方の使い分け、春の洗車を順に見ていく。商品名と価格は書かない。車ごとの注意は、取扱説明書で確かめてほしい。

冬の車には、どんな汚れがどこに付きますか?

凍結防止剤などの塩化物と泥が、下回りやタイヤまわり、ボディの下半分に付く。目に見えにくい下回りに、多く残りやすい。

付く場所 付きやすいもの 考え方
下回り(車体の底) 雪解け水に混ざった塩化物・泥 見えにくいので、洗うとき意識して水を当てる
タイヤハウス(タイヤの周り) 巻き上げられた雪・泥・塩化物 泥がたまりやすい。水で流す
ボディの下半分・ドアの下 白っぽい乾いた汚れ 水を十分に流してから、やさしく拭く
ドアの縁・ゴム・鍵穴まわり 水気・汚れ 洗ったあとに拭く。残ると凍りつきの原因になることがある

下回りは、日常でほとんど見ることがない。だから、洗車のときに「下回りを洗う」と決めておくと、洗い忘れが減る。どのくらいの頻度で洗うかは、走る道や使い方で違う。汚れの付き方を見ながら、無理のない範囲で決めればよい。

下回り洗浄は、どう考えればよいですか?

下回りの洗浄は、塩化物と泥を水で流すことが目的だ。強くこすろうとせず、水を行き渡らせることを考える。

  • ガソリンスタンドの洗車機には、下回りを洗うメニューがある店と、ない店がある。利用前に店で確かめる
  • コイン洗車では、高圧洗浄機の水を、車体の下から当てる。ノズルは車体に近づけすぎない
  • 高圧の水は、ゴム部品、塗装のはがれやすい部分、電装品のまわりに、直接当てない。取扱説明書で注意を確かめる
  • 洗ったあとは、ドアの縁やゴムの水気を拭き取る

洗車機が使えない車や、使うときに折りたたむ装備がある車もある。車種ごとの注意は、取扱説明書か購入した店で確かめてほしい。

コイン洗車とガソリンスタンドの洗車機は、どう使い分ければよいですか?

下回りまで丁寧に水を当てたいならコイン洗車、手間と時間を減らしたいならガソリンスタンドの洗車機、という使い分けが考えられる。

項目 コイン洗車 ガソリンスタンドの洗車機
洗い方 自分で高圧の水を当てる 機械が自動で洗う
向いている場面 下回りやタイヤハウスを、狙って洗いたいとき 時間をかけたくないとき、寒くて外に出たくないとき
手間 手が冷える。拭き取りも自分で行う 手間は少ない。拭き取りの有無は店による
気をつけたい点 冬は水が凍って、施設の床が滑ることがある。営業の有無も確かめる 下回り洗浄の有無、車種ごとの利用条件を、店で確かめる

どちらか一方に決める必要はない。ふだんは洗車機、汚れが気になるときや春の前はコイン洗車、という使い分けもできる。

洗車する日は、どう選べばよいですか?

洗ったあとに水気を拭き取り、乾く時間がとれる日を選ぶ。気温が低い日は、洗車後にドアや鍵穴が凍ることがあるため、避けたほうがよい。

見る点 理由 選び方
その日の気温 低いと、水が付いたドアのゴムや鍵穴が凍ることがある 前日より冷え込みがやわらぐ日の、日中を選ぶ
洗ったあとの時間 夜の冷え込みの前に、水気を拭き取りたい 夕方ではなく、日中のうちに済ませる
天気 雪が降ると、洗っても再び汚れる 天気が安定している日を選ぶ
駐車場の状況 洗車場や駐車場の路面が凍ると滑る 足元に気をつけ、時間に余裕を持つ

洗車のあとは、ドアやトランクのゴム、窓まわり、ドアハンドル、ワイパーまわりの水気を拭いておく。ブレーキに水が残ると、効き方が変わることがある。洗車のあと走り出すときは、低速で安全を確かめてから走る。具体的な方法は、取扱説明書や整備を行う店で確かめてほしい。

ドアが凍りついたときの考え方は、札幌の冬の玄関の雪・水対策|マット・靴の乾かし方・凍結への備えにも書いている。車のドアでも、力まかせに引かず、熱湯をかけないという考え方は共通する。ただし、車については取扱説明書の案内を優先してほしい。

春の洗車は、いつ、どう進めればよいですか?

雪が解けて道路が乾いたころに、下回りと足まわりの塩化物・砂・泥を洗い流す。冬の汚れを残さず、タイヤ交換の前後にあわせると進めやすい。

春の洗車の流れを、3つの手順で整理する。

  1. 水を十分にかけ、砂やほこりを先に流す。乾いた砂をこすると、塗装に細かな傷がつくことがある
  2. 下回り、タイヤハウス、ホイールまわりに、水を丁寧に当てて流す
  3. 水気を拭き取り、ドアの縁やゴムも拭く

冬用タイヤから夏用タイヤに替える時期は、年によって違う。タイヤを外したときが、足まわりを洗う機会にもなる。作業を店に任せる場合は、洗浄のことを相談してみてもよい。

結局、冬の洗車と下回りの手入れはどう進めればよいですか?

塩化物と泥を水で流し、洗う日を選び、水気を拭き、春にもう一度落とす。完璧を目指すより、続けられる頻度で進めるとよい。

冬の車は、どうしても汚れる。毎回きれいにしようと思うと続かない。下回りを意識した洗車を、気づいたときに一度入れるくらいが、続けやすい。車は身近な道具だから、手入れの基本を知っておくだけでも、安心が変わる。

関連して、次の記事もどうぞ。

よくある質問

冬のあいだは、どのくらいの頻度で洗えばよいですか?

決まった回数はありません。走る道や使い方、汚れの付き方で違います。気になったときに、下回りを意識して洗うとよいでしょう。気温が低すぎる日は避けてください。

洗車のあとにドアが凍りついたら、どうすればよいですか?

力まかせに引かず、熱湯をかけないでください。ドアや枠を傷めるおそれがあります。取扱説明書を確かめ、分からないときは販売店や整備の店に相談しましょう。

洗車機を使うときの注意はありますか?

車種によって、使える洗車機に条件があります。下回り洗浄の有無も店で違います。利用前に取扱説明書と店の案内を確かめ、分からないときは店の人に聞いてください。

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