札幌の初雪は10月28日が平年値|冬支度への読み方

目次
札幌の初雪は10月28日、終雪は4月21日が平年値です。これは「今年の予報」ではなく、冬支度の時期と段取りを考えるための物差しとして使うのが、筆者の読み方です(筆者の提案)。
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札幌に住んでいる筆者は、ニュースや天気のページで「平年より早い・遅い」という言い方を目にします。そのたびに、平年値は何を表す数字なのか、暮らしの何に結びつければよいのか、と考えます。この記事は、その1つの疑問に絞って書きました。
使う数字は、札幌管区気象台「初雪などの平年値」と、気象庁「札幌の平年値(1991〜2020年)」の最深積雪だけです。気温や降雪量などほかの数字は、この記事では扱いません。必要な人は、気象庁のページで確かめてください。
平年値とは何で、予報とどう違うの?
平年値は、過去30年の平均的な値です(一般的な補足)。今年の天気を当てるものではなく、「ふつうはこのくらい」という基準です。 毎年の値は、この基準より早い年も遅い年もあります。
この記事で使う2つの資料は、集めた期間が少し違います。
- 初雪などの平年値: 統計期間は1990年8月〜2020年7月の寒候年(寒候年とは、8月から翌年7月までを1年とする数え方です〔一般的な補足〕)
- 最深積雪の平年値: 1991〜2020年
どちらも「過去30年」をもとにした値です。今季がどうなるかは、この記事では述べません。直近の予報は、気象庁や札幌管区気象台の最新の発表で確かめてください。
札幌の初雪・終雪の平年値は、いつなの?
札幌管区気象台の平年値では、札幌の初雪は10月28日、終雪(表では「雪・終日」)は4月21日です。手稲山の冠雪・初日は10月18日です。 確認日は2026年10月19日です。
整理すると、次のとおりです。
- 手稲山の冠雪・初日: 10月18日
- 札幌の初雪: 10月28日
- 札幌の終雪(雪・終日): 4月21日
冠雪とは、山の頂上付近に雪が積もって白く見える状態のことです(一般的な補足)。手稲山の冠雪は、札幌の初雪より10日早い日付になっています。平年値の日付の並びでは、冠雪が初雪より先に来ています。年ごとにこの順になるかは、この記事では確かめていません。
初雪から終雪までの日付は、暮らしの何を考える目安になるの?
日付だけを並べると、初雪から終雪までは約5〜6か月です(筆者の計算)。冬に関わる準備を、10月だけでなく春の手前まで続く長い期間として考える目安になります。 それぞれの日付は別々に平均した値なので、実際の年ごとの期間とは一致しません。
筆者の提案は、日付を準備の「締め切り」にせず、「見直しを始める合図」として使うことです(筆者の提案)。
- 10月中旬(冠雪の平年日ごろ): 冬に使うものを、手元で数える
- 10月下旬(初雪の平年日ごろ): 外に出るときの足元や装備を、見直す
- 4月中旬(終雪の平年日ごろ): 冬用品をしまう前に、傷みや不足を書き出す
どの準備を、どの時期にするかは、住まいや仕事、車の有無で変わります。上の日付は、各家庭の事情に合わせて前後させてかまいません。
最深積雪の平年値は、月ごとにどう違うの?
札幌の最深積雪の平年値は、1月が76cm、2月が95cm、3月が82cmです。この3か月では、2月がもっとも深い値になっています。 出典は気象庁「札幌の平年値(1991〜2020年)」で、確認日は2026年10月19日です。
最深積雪とは、その月に積もった雪の深さが最も大きかったときの値のことです(一般的な補足)。降った量の合計とは別の数字です。
ここから筆者が読み取ったことは、次の2点です(筆者の読み方)。
- 3月(82cm)は、1月(76cm)より大きな値になっている
- 2月(95cm)と3月(82cm)の差は13cmで、積もった雪の深さ(最深積雪)は、3月もすぐには小さくならない
つまり、暦が春に近づいても、積雪の面では冬の暮らしの準備を続ける期間が残る、という見方ができます。ほかの月(11月・12月・4月)の値は、この記事では扱いません。
平年値を見て、冬の準備はどう進めればよいの?
筆者の提案は、平年値を「早めに動くための目安」として使い、実際の準備は、その年の予報と自分の暮らしに合わせて決めることです(筆者の提案)。 数字をそのまま行動の合図にしません。
次の順で考える方法があります。
- 初雪の平年日(10月28日)を、準備の確認日として手帳やカレンダーに書く
- 準備のうち、時間がかかるもの(予約が要るもの、注文して届くまで日数がかかるもの)を先に選ぶ
- 日付が近づいたら、気象庁・札幌管区気象台の最新の発表を見て、前倒しか後ろ倒しかを決める
- 2月から3月は積雪の値が大きい時期なので、備えの見直しを1回入れる
準備の中身は、別の記事にまとめています。足元と装備は「札幌の冬の散歩装備」、食料や停電への備えは、下の「次に読むなら」を見てください。
「平年より早い・遅い」と言われたとき、どう受け取ればよいの?
「平年より早い」は、過去30年の平均の日付より早い、という意味です(一般的な補足)。準備を急ぐ合図にはなりますが、それ自体は今季の積雪の多さを示しません。 初雪の早さと、その冬の雪の量は別の話です。
筆者は次のように受け取っています(筆者の見方)。
- 日付の早い・遅いは、「準備の時期を前後させるかどうか」の材料にする
- 雪の量や寒さは、別の発表(予報や実況)で確かめる
- 平年値との差を、天気の良し悪しの判断には使わない
この記事は、今季の天気を断定するものではありません。
平年値を見るとき、気をつけることは?
平年値は、地点ごと・項目ごとに集めた期間と定義が違うことがあります。出典のページで、統計期間と項目名を確かめてから使います。 この記事の数字は、2026年10月19日に確認した時点のものです。
注意点は、次の3つです。
- 気象庁の平年値は、約10年ごとに更新される(一般的な補足。次の更新時期は、この記事では確認していない)
- 同じ札幌でも、手稲山の冠雪と街の初雪は別の観測の日付である
- 住んでいる場所の雪の様子は、札幌の観測地点と違うことがある(一般的な補足)
数字は更新されることがあるので、準備の前に、出典のページで最新の値を確認してください。
よくある質問
札幌の初雪の平年値は、いつですか?
札幌管区気象台の平年値では、10月28日です。手稲山の冠雪・初日は10月18日です。確認日は2026年10月19日です。
札幌の終雪の平年値は、いつですか?
札幌管区気象台の平年値では、「雪・終日」が4月21日です。年ごとの実際の日付は、この平年日と前後します。
札幌の最深積雪の平年値は、何cmですか?
気象庁の札幌の平年値(1991〜2020年)では、1月が76cm、2月が95cm、3月が82cmです。ほかの月は、この記事では扱っていません。
平年値は、今年の天気の予想として使えますか?
使えません。平年値は過去30年の平均的な値で、今季の天気を示すものではありません。今季については、気象庁や札幌管区気象台の最新の発表で確かめてください。
「平年より早い初雪」だと、その冬は雪が多いのですか?
この記事では、初雪の早さと冬の雪の量の関係は確かめていません。日付と雪の量は別の話として、それぞれ最新の発表で確認することを、筆者は提案します。
平年値の数字は、いつの時点のものですか?
初雪などの平年値は統計期間が1990年8月〜2020年7月の寒候年、最深積雪は1991〜2020年です。どちらも2026年10月19日に確認しました。
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一次情報・確認先
確認日: 2026-10-19