
はじめに
今回は白髪ケアを頑張っている40代の方へ向けた記事です。
40代以上だけど、やっぱり黒髪が好き。
そんな方の参考になれば幸いです。
30代の方にも今後のために参考にして頂けると思います。
40代半ばの私自身、日々白髪ケアを頑張っている張本人です。
また、美容研究家でもあり、同世代の中年男性に男性美容の素晴らしさ・大切さを啓蒙するエバンジェリストでもあります。
この様なバックグラウンドから、日々美容に関する情報へのアンテナ張り、情報を収集しています。
黒髪を愛し、いつまでも黒髪でいたい方にとっては、白髪ケアは永続的な取り組みです。
白髪改善は中年の私たちに共通したテーマではないでしょうか?
40代半ばの私も、この1年で急に白髪が多くなりました。
髪の毛の白髪は少ないのですが、ヒゲに白髪が増えてきました。
髪、ヒゲ、体毛、などなど。
個人差があると思いますが、いずれにしても白髪は老化の象徴の様で、一気に気分も沈みます。
私はアンチエイジングに力を入れているので、当然白髪もそのまま放置することなく改善に向けて取り組んでいます。
本書では、白髪の正体・改善方法・白髪ケアの各種アイテムの解説まで、網羅的に紹介します。
1. 白髪の正体

1. 白髪のメカニズム
よく知られた話ですが、髪の色はもともと白いのです。
髪を生み出す毛母細胞と隣あっているメラノサイト(色素細胞)がメラニン色素を産生させ、毛母細胞に受け渡すことで着色します。
何らかの理由でメラニン色素が作られなくなることで白髪になるというわけです。
2. 白髪の原因
1) 加齢
最も想像しやすい原因だと思います。
加齢とは老化現象と言い換えることが出来ます。
老化現象の主な原因としては、活性酸素による体の酸化があります。
活性酸素が過剰発生し、抗酸化能が追いつかず細胞や組織と結びつきダメージが蓄積している状態を"酸化ストレス"と言います。
2) 遺伝
遺伝に関しては個人差も大きく、私から何か抜本的な解決策を提示できないため、今回の記事では詳しい説明は割愛させていただきます。
一つの原因として知っておいていただければと思います。
3. 酸化ストレスの原因
酸化ストレスは、電磁波、放射線、紫外線、化学物質(大気汚染・喫煙)、食品添加物、アルコール、ストレス、過度な運動が原因と言われています。
現在社会を生きる私たちにとって、酸化ストレスから自分を守ることが容易ではないことが分かりますね。
次に改善方法について解説したいと思います。
2. 白髪の改善方法

個人レベルでできる、酸化ストレス原因からの自衛手段
1) 日常生活の中で有害物質をできるだけ排除する
私たちの日常生活が、酸化ストレスの脅威にさらされている以上、自覚して防衛しなければいけません。
紫外線対策をする、加工食品を出来るだけ摂らない、お酒の量をコントロールする、喫煙者はタバコの量をコントロールする、など各自で防衛できることもあります。自分がコントロールできることをよく考えて実践することです。
2) ストレスをコントロールする
- 十分かつ質の良い睡眠をとる
- 睡眠こそ最高のストレス解消法です
- 適度な運動をする
- 過度な運動は活性酸素を産生させてしまいますが、適度な運動はリラックス効果を得られます
- 副交換神経系の働きが活発になるため、良い睡眠にも効果的です
3) 白髪の予防・改善に効果的な栄養素を摂る
ここまで説明したように、日常生活の中で自らコントロールできる範囲で酸化ストレス原因を排除をしながら、白髪予防・改善に効果的とされる栄養素を積極的に摂りましょう。
ここでは各栄養素を豊富に含む食品の中から、私たちが日常的に摂りやすいものを紹介します。
1) 5大栄養素の中の "3つの栄養素"
- アミノ酸(タンパク質)
- チロシン:メラニンの原料。またアドレナリン(神経伝達物質)の原料
- チーズ、ヨーグルト、油揚げ、納豆
- チロシン:メラニンの原料。またアドレナリン(神経伝達物質)の原料
- ビタミン
- ビタミンB12:水溶性ビタミンの一種。ビタミンB群に分類。動物性食品に含まれる
- しじみ、あさり、レバー(特に牛・鳥)
- 葉酸:水溶性ビタミンの一種。ビタミンB群に分類。植物性食品に含まれる。ビタミンB12ともに、血液の生成に重要な役割を果たす
- 枝豆、ブロッコリー、ほうれんそう
- ビタミンB12:水溶性ビタミンの一種。ビタミンB群に分類。動物性食品に含まれる
- ミネラル
- カルシウム:メラニン色素を作るメラノサイトを活発にする働きがある
- チーズ、ヨーグルト
- ヨウ素:甲状腺ホルモンの主原料。新陳代謝を促進する働きがある
- 昆布、海苔、わかめ
- カルシウム:メラニン色素を作るメラノサイトを活発にする働きがある
2) 第7の栄養素 "フィトケミカル"
フィト=植物、ケミカル=化合物。第7の栄養素とも言われている。
活性酸素を取り除き酸化の働きを抑える働きがある。
- ポリフェノール (アントシアニン)
- 主に目に作用する。血管拡張や毛細血管保護の効果がある
- ブルーベリー
- 主に目に作用する。血管拡張や毛細血管保護の効果がある
- カロテノイド (アスタキサンチン)
- 脳と目に作用する。抗酸化作用はCoQ10の800倍、ビタミンCの6000倍と言われる
- 鮭
- 脳と目に作用する。抗酸化作用はCoQ10の800倍、ビタミンCの6000倍と言われる
- カロテノイド (リコピン)
- 悪玉(LDL)コレステロールの酸化を防ぎ、血流を改善する効果がある
- トマト
- 悪玉(LDL)コレステロールの酸化を防ぎ、血流を改善する効果がある
できるだけ食べものから摂ることを心掛け、補助的にサプリを上手に活用
白髪予防・改善に効果のある栄養素は、アミノ酸、ビタミン、ミネラル、フィトケミカルといった具合に様々な栄養素に及びます。
これらをバランスよく摂ることで、白髪を予防・改善できるでしょう。
どの食品も私たち日本人の食事において、身近で簡単に手に入るものばかりです。
できれば直接食べ物から摂取することが理想です。
どうしても難しい場合は、補助的にサプリを使うことで上手に摂取しましょう。
また、各成分を含む食べ物は、今回例に挙げたもの以外にもたくさんあります。
ご興味がある方は、ぜひご自身でも調べてみてください。
自分の好きな食べ物で取り組めたら、嬉しいですし、続けるモチベーションも上がりますよね。
(今回紹介した食べ物は幸いすべて私の好物です。好物なので楽しく続けられている部分も大きいです)
即効性は期待せず、継続的な姿勢が必要
私自身、今回紹介した酸化ストレス原因から自衛する習慣や、白髪予防・改善に効果のある食品を摂り始めてから、白髪の進行が緩やかになっていることを実感しています。
今回紹介したように様々な栄養素をバランスよく摂っているため、どの栄養素・食品が働いているのかまでは特定できません。
とはいえ、完全に白髪がなくなった訳ではありません。
今後も、できるだけ進行を緩やかにするために、習慣を続けていきます。
(願わくば、白髪が減ってくれるといいのですが・・) 変化が見れらたらまた別の記事にして紹介します。
即効性のある白髪対策も取り入れましょう
髪に関しては、たとえどんなに本数が少なくても白髪が混じっていると目立ってしまいますよね。
私の場合は、側頭部やこめかみ周辺に局所的に白髪があります。
日本人の髪の毛は平均約10万本と言われています。
私の白髪は全体の0.1%にも満たない本数だと思っていますが、少量でも目立つのが白髪です。
そこで、私は白髪染めシャンプーを使って白髪を隠しています。
以前は週1ペースで白髪染めを使って部分染めをしていましたが、シャンプーの方が圧倒的にケアが楽です。
洗髪はもともと毎日するものなので、シャンプーを置き換えるだけで済むからです。
次に、白髪ケアの各種アイテムについて紹介していきます。
シャンプー以外にも様々な白髪ケアアイテムがあります。
3. 白髪ケアの各種アイテム

ケアという言葉には2つの意味を含みます。
1つは、"染める"ことが目的で、カラー(染料)を配合する"白髪染め"製品
もう1つは、"(根本的な)白髪の改善"ことを目的に作られた"ヘアケア"製品や"スカルプケア"製品
1) "白髪染め"製品
おもに、ヘアカラー・シャンプー・カラートリートメント・ヘアファンデーション(ヘアパウダー)があります。
使用の目的と注意点
1. 白髪染め
もちろん白髪染めが目的です。
ただし1回の使用では完全には染まりません。
1回、5回、10回と回数を重ねるごとに徐々に染まっていきます。
個人差や髪質・髪の状態によりますが、10〜15回程度で目立たない程度に染め上がります。
2. ヘアカラーの褪色防止
シャンプーだけでも白髪染めできますが、ヘアカラー後の褪色防止にも有効です。
|"すぐに"or"急いで"染めたい場合は?
自分で"すぐに"または"急いで"染めたい時は、シャンプー以外の3種類のアイテムをおすすめします。
- ヘアカラー
- カラートリートメント
- ヘアファンデーション
ヘアファンデーションとは
男性には馴染みがないとは思いますが、文字どおり髪用のファンデーションです。
パフを使って気になる白髪に塗布することで、簡単に白髪を隠すことができます。
ブラシが付いたスティックタイプの製品もあります。
薄毛パウダーとも呼ばれます。
|長所
- 手袋やケープが不要
- 洗い流す必要がない
- 白髪を見つけた時、すぐに対処できる
- 持ち運び可能なので、外出先でもすぐに対応できる
- 外から"着色"する染毛料なので髪と頭皮に優しい
|短所
- 持続性は短い(基本的に1日。夜就寝前にシャワーで洗い流す)
- 白髪染め以外の効用
- 頭皮に塗布することで薄毛も隠すことができる
- 生え際や分け目などの気になる部分の頭皮に塗ることで、ボリュームアップしたように見せることができます(今男性の間でも人気のアートメイクも、基本的に同じ役割です)
|ファンデーションを選ぶ際の注意点
- 耐水性
- 汗や雨などにある程度耐えられるウォータープルーフ処方かどうか
- 色 (明るさ)
- 髪全体の色味よりワントーン”暗い色"を選んでください
(ワントーン明るい色を選んでしまうと目立ってしまいます)
※1色のみ展開しているブランドもあります
- 髪全体の色味よりワントーン”暗い色"を選んでください
|白髪染めシャンプー・カラートリートメントを選ぶ際の注意点
- 低刺激であること
- ジアミン系染料を使わない
- 合成添加物を出来るだけ使わない
- 硫酸系洗浄成分を使わない
- 補修処方されていること
- ph調整・設計している(キューティクル補修)
- 美容成分を配合している
白髪を染めることが一番の目的ですが、髪のダメージも老けて見える原因です。
だからこそ、今後はこの2点にぜひ着目してみてください。
|こんな方におすすめ
- 美容院での白髪染めの回数を減らしたい
- 家庭用のヘアカラーを使っているが、ダメージに悩んでいる
- 白髪染めだけじゃなく、ダメージ補修も同時にしたい
[参考情報:外部リンク] 毛染めによる皮膚障害 | 厚生労働省
2) "(根本的な)白髪の改善"ことを目的に作られた"ヘアケア"製品や"スカルプケア"製品
おもに、ケアシャンプー・ケアトリートメント・頭皮美容液などがあります。
繰り返しになりますが、“白髪染め”製品との違いは、染めることを目的とした染料を含まないことです。
例えば、シャンプーやトリートメントであれば、メラニン色素を生成する酵素チロシナーゼを活性する成分やキューティクルの補修に有効な各種成分を配合。
また、頭皮美容液であれば、血管拡張作用や毛母細胞活性作用などがある成分や頭皮環境の様々な問題にアプローチする美容成分が配合されています。
[参考情報:外部リンク] 30代~40代で白髪が増えるのはなぜ?原因や対策方法を解説 | ELGON
おわりに

最後までご覧いただき、ありがとうございます。
本書をつうじて、白髪ケアの知識をアップグレード頂けたとしたら、大変嬉しく思います。
そして、気になった方法が見つかったようでしたら、ぜひ、それぞれ試験的に実践してみてはいかがでしょうか。
では、ありがとうございました。
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