
はじめに
これからの中年男性は、中身と外見のどちらも大切に
アクセスいただき、ありがとうございます。
きっとあなたは私と同世代(40代前後)のスキンケアに興味がある方、もしくは、肌の悩みをお持ちの方なのではないかと想像します。
本記事は私がこれまでトライアンドエラーを重ねてきたスキンケアの経験から得た知見をまとめたものです。少しでもあなたのスキンケアやエイジングケアのお役に立つことができたら大変嬉しく思います。
また、1人でも多くの若々しく、生き生きと人生を謳歌し、周りの人にポジティブな影響力を持つ40代前後の男性が増えることを願ってやみません。
1. 男性の4大肌悩み

年齢に関係なく、私たち男性に共通する肌悩みの中でも代表的な4つを紹介します。
1. 女性の3倍の皮脂量
汗や皮脂の分泌が多く、毛穴の開きや皮脂の酸化によるニオイを発しやすい
2. 女性の1/3の水分量
水分量が少なく、蒸発しやすいため、かさつきやシワがでやすい
3. 毎日のヒゲ剃り
肌がダメージを受け、バリア機能が低下しがちで、肌荒れしやすい
4. 紫外線
女性と比べて紫外線ケアが甘く、シミやシワができやすい
きっとほとんどの方は、最低でも1つは該当するものがあるのではないでしょうか?
ちなみに、1は脂性肌、2は乾燥肌、1と2の混合したものを“混合肌”または"インナードライ"と言います。
[参考情報:外部リンク] 乾燥肌・混合肌(インナードライ)・脂性肌(オイリー肌) | FANCL ONLINE
2. 肌老化の4つの原因
主な4つを紹介します。
1. 自然老化
加齢による、文字どおり自然な老化
2. 有害物質
排気ガス・農薬・環境ホルモン・タバコ・アルコール、など
3. 乱れた生活習慣
睡眠不足・食生活の乱れ・運動不足・スキンケア不足(特に保湿)
4. 光老化
紫外線
1(自然老化)は加齢により酸化が進行し、2(有害物質)と3(乱れた生活習慣)はこれらが酸化の原因になっています。
また、肌老化の80%は4の紫外線による光老化とも言われています。
紫外線防止(UVケア)は必須のスキンケアと言えます。
3. 40代男性が気にしたい5大肌トラブル
老け見えする5大肌トラブルを紹介します。
1. シミ
紫外線・活性酸素(酸化)・摩擦
2. しわ
深いしわ
紫外線・活性酸素(酸化)
小じわ
老化による水分減少
3. たるみ
弾力・筋力の低下
4. クマ
茶クマ
色素沈着
黒クマ
弾力・筋力の低下
5. 肌荒れ
バリア機能低下・炎症
4. 40代男性が気にしたい顔周りの部位(と肌悩み)

ここでは9つピックアップしてみました。
- 額(のしわ)
- 目の周り(のしわ)
- 眉毛と目の間(のたるみ)
- 目の下(のクマ・たるみ)
- 3つのライン(ゴルゴライン・ほうれい線・マリオネットライン)
- 首(の大小のしわ)
- 首(のポツポツ)
- 顔全体(に点在するシミ)
- 顔全体(の肌荒れ)
すべての現象に言えることとして、進行レベルが重いものは通常のセルフスキンケアでは大幅な改善は難しいのが正直なところです。 化粧品の有効性や症状の重さやその他生活環境・生活習慣など、さまざまな要因が複雑に関連し合うので、個人差が生じます。
セルフスキンケアで解決が難しそうな症状の一例としては、加齢によるたるみが主な原因の目の下の重度の黒クマや、深くなった重度の3つのラインや、色も濃く表面積も大きくなってしまった重度のシミ、などです。
実際に症状を見てないと断言はできませんが、そのような場合は次の手段としては家庭用美容機器の併用や、さらに踏み込んだ解決策として美容医療を検討した方が現実的と言えます。
5. セルフスキンケアで症状を改善するための2つの必須条件
とても重要な必須条件であるにも関わらず、多くの男性が無関心またはサボりがちな部分です。
1. 症状毎の改善作用が広く認識されている成分を配合した化粧品を使うこと
1. 医薬部外品(薬用)
厚生労働省が承認した、特定の症状に対する改善作用が認められた"有効成分"が配合された製品
2. 化粧品
厚生労働省の承認を受けたいわゆる"有効成分"ではないものの、特定の症状の改善作用が認められた成分を配合した製品
実際に、”有効成分"以外にもそれぞれの症状に対して改善作用のある成分が数多くあります。
いずれにしても目的ありきで、成分を選んでスキンケアをする習慣づけが大切です。
気休めやなんとなく惰性で化粧品を選ばないで下さい、という意味です。
2. 最低でも8週間は根気強く継続すること
肌のターンオーバーの周期は4週間(28日)〜8週間(56日)程度、個人差があります。
加齢とともに代謝能力が低下することで周期が長くなるため、40代の方であれば8週間は経過を見たいところです。
最長8週間かかるターンオーバーの経過を見ずに途中でやめてしまってはそれまでの努力が無駄になってしまいます。
6. 症状毎に改善作用がある成分
1. シミ・茶クマ
- メラニンの生成を抑制する (予防)
- メラニン生成メカニズムに働きかけ阻害する
- メラニンの還元 (予防・改善)
- メラニンの生成を遅らせる、または、できてしまったメラニンの色を薄くする
- メラニンを排出 (改善)
- ターンオーバーを正常化し、できてしまったメラニンを体外に排出する
おもな成分(化粧品製品)および有効成分(薬用・医薬部外品)
- メラニンの生成を抑制する (予防)
- アルブチン(有効成分)・トラネキサム酸(有効成分)・コウジ酸(有効成分)・カモミラET(有効成分)・ビタミンC誘導体・プラセンタエキス・リノール酸・4MSK・ハイドロキノン
- メラニンの還元 (予防・改善)
- ビタミンC誘導体
- メラニンを排出 (改善)
- ビタミンC誘導体・プラセンタエキス・リノール酸・乳酸・4MSK
お気づきかもしれませんが、ビタミンC誘導体は唯一すべてに該当する優秀な成分です。
改善だけでなく予防もしたい方には、一度にまとめて対策できるありがたい成分と言えます。
プラセンタエキスや4MSKも、生成抑制(予防)と排出(改善)の両方の作用があります。
2. しわ (深いしわ・小じわ)
レチノール・ナイアシンアミド
3. たるみ・黒クマ・3つのライン
セラミド・コラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸
4. 肌荒れ
グリチルリチン酸ジカリウム(抗炎症作用の有効成分)
アラントイン(抗炎症作用の有効成分)
イソプロピルメチルフェノール(IPMP)(殺菌作用の有効成分;ニキビの改善など)
サリチル酸(皮膚軟化作用の有効成分;イボの治療など)
ヨクイニン(整肌成分(生薬);首のポツポツの改善など)
7. セルフスキンケアで肌トラブルを予防するための3つの必須条件
3つとも、40歳以上の男性にとってエイジングケアにおける必須の観点となります。
- 抗酸化
- 代謝の活性
- 紫外線防止
1と2のはエイジングケア(アンチエイジング)と言い換えることができます。
もちろん個人差はありますが、30代前半くらいまではそこまで意識しなくてもいいことですが、40代にもなると意識して取り組まないと追いつかないものです。
3の紫外線防止に関しては、どんなに若い方でも今から積極的に取り組んで欲しい対策です。
抗酸化作用があるエイジングケアのおすすめ注目成分
1. フラーレン
ビタミンCの172倍の抗酸化力、11時間と長い持続時間、紫外線下でも高い抗酸化作用とエイジングケアに欠かせない成分
2. スクワレン
サメ類の肝油から精製される不飽和脂肪酸。血行促進作用があり新陳代謝の活性化する
3. フィトケミカル
フィト=植物、ケミカル=化合物。第7の栄養素とも言われている。
活性酸素を取り除き酸化の働きを抑える働きがある。 ポリフェノール、フラボノイド、カロテノイドなどはすべてフィトケミカル
3-1. フラバンジェノール
フランス南西部のランド地方に広がる海岸松の樹皮から抽出された 天然由来のポリフェノール。抗酸化作用に加え、メラニン生成y抑制作用ももつ
3-2. ノビレチン
シークワーサーなど柑橘系植物に含まれる天然由来のフラボノイド
8. 注目のおすすめ機能性化粧品
ここでは、個人的に注目しているおすすめ化粧品です。
ワンランク上のセルフケアをお求めの方は、ぜひお試しになってみてはいかがでしょうか。
マイクロニードル
マイクロニードルとは?
まず、ニードルとは針のこと。
そして、マイクロニードルとは直訳すると"微細な針"を意味するが、一般的には"美容成分を微細な針状に成形したもの"を指す。
マイクロニードル製品の種類と特徴
1. パッチタイプ
美容成分をニードル(微細な針)状にしたものを、さらにパッチ状に加工した化粧品。
貼って使う。主に目元ケア用に開発されている
2. 塗るタイプ
一般的な液体の美容液と同じく塗って使う。
目元以外にも、額、眉間、目尻、頬、ほうれい線、口元、アゴなど、顔のあらゆる気に部位をケアできる
また使いやすい(塗りやすい)様に、スティックタイプ(ペンタイプ)の製品が多く見られます。
|マイクロニードル化粧品に配合されるおもな美容成分
ヒアルロン酸
多くの製品において、メイン成分としてヒアルロン酸を使用されている
サポート成分
目的別(作用別)に、その作用を持つ成分が配合されている
|マイクロニードル製品の機能的メリット
・ より深部の角層までアプローチできる
普通の化粧水やパックではすべての層に届かせることは難しいが、マイクロニードルは角層内部で美容成分が溶解するため、より深部の角層までアプローチできる
・ エステや美容鍼と比べて経済的なので長く続けられる
数ヶ月に1回のエステより、頻度を上げる方が効果を持続できる
※とはいえ、美容医療でしか提供できないレベルの施術もある
使いやすいオールインワン化粧品
最後に、面倒くさがりの方のためにおすすめするのがオールインワンタイプの化粧品です。
一般的にオールインワンとは最低次の4種類の役割を持ちます。
いわば4in1です。
- 化粧水 (水分を補う/整える)
- 乳液 (水分蒸発を防ぐ)
- 美容液 (保湿する/個別の肌トラブルに対し目的別の美容成分を配合し集中ケアする)
- クリーム (バリアする/皮膚を柔らかくする/目的別の美容成分を配合し集中ケアする)
商品によっては、以上4種類の基本パッケージに加えてフェイスパックなどを謳っているものもあります。
オールインワンタイプのメリット
・ 1ステップで完結(時間と手間を削減)
・ 場所をとらない(スペースの削減)
・ 買い物が減る(コストの削減)
おわりに

最後までご覧いただき、ありがとうございました。
参考にしていただけたならとても嬉しく思います。
ちなみに、私は美容や健康に関するオンライン個人相談も承っています。
お医者さんではないので、あくまでもアドバイスに留まりますが、実践者(プラクティショナー)としての経験は豊富です。
同じ実践者・生活者目線で、参考になるアドバイスを通じて、お役に立てれば何よりです。
ご興味がある方は、こちらをご覧ください。
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