
はじめに
日本酒は、今やSAKEとして海外でも大人気のSUSHIと共に日本が誇る日本食です。
ワインと匹敵するほど、男女問わずファンが増えていっています。
海外在住経験者としては、とても誇らしいことでもあります。
(それくらいSAKEはステータスがあります。SAKEに詳しいことは立派なコミュニケーションツールにもなります)
また、日本酒は米・麹菌・酵母・水で造られた醗酵食品という側面もあります。
単純に美味しいだけでなく、美容ドリンクと言ってもいいほど栄養を含んでいます。
このような側面も、日本酒人気を後押ししているのかも知れません。
また、最近では伝統的な日本酒に加え、スパークリングワイスワインなどの登場により、従来日本酒の主な消費者だった男性だけではなく女性ファンも増えています。
とはいえ、人によっては日本酒はなんとなく男性やおじさん向けのアルコール飲料というイメージを持っているかも知れません。
それは、毛筆体の漢字が書かれた紙ラベルが貼られたパッケージや、吟醸や本醸造など複雑に感じられるお酒の種類の影響が少なくない気がします。
なんとなく自分向きのジャンルではない。という先入観を持ってしまうのも仕方がない気もします。
しかし今回紹介する日本酒(SAKE)は、従来伝統と革新のマリアージュによって生まれた新しいスタイルのブランドです。
ユニークなコンセプトとわかりやすさ、洗練されたデザイン、そして確かな品質。
女性や海外の方にもさらに受け入れられそうな、可能性を感じます。
ブランドの紹介の前に、まずは日本酒について少しだけ理解を深めていきたいと思います。
早速みていきましょう。
1. 日本酒の基礎知識
日本酒の種類

大分類としては3種類あります。
純米酒・吟醸酒・本醸造酒
- 純米酒
- 米・米麹・水だけで造った酒
- 吟醸酒・本醸造酒
- 米・米麹・水に加え、醸造アルコールを添加したお酒
- 吟醸酒:精米歩合60%以下と決められている (50%以下は大吟醸酒)
- 本醸造酒:精米歩合70%以下を決められている (60%以下は特別本醸造酒)
- 米・米麹・水に加え、醸造アルコールを添加したお酒
「純米酒」には精米歩合の基準が設けられておりません。
しかし、純米酒に磨きをかけたものがあり、それぞれの精米歩合にあわせて違った名称がついています。
- 純米酒:精米歩合なし
- 特別純米(酒):精米歩合60%以下、または特別な方法で製造
- 純米吟醸(酒):精米歩合60%以下
- 純米大吟醸(酒):精米歩合50%以下
そもそも「純米酒」と「吟醸酒」は原料が違うにもかかわらず、精米歩合の概念を加えるために名称の中に"吟醸・大吟醸"を追加しています。しかし、厳密には純米吟醸も純米大吟醸も「(醸造アルコールを添加していない)純米酒」です 。
一般の人からすると、大変混乱するネーミングだと個人的には考えており、ネーミングの再考を求めたいところです。
- 「純米酒」(米・米麹・水)
- 1. 純米大吟醸 (精米歩合50%以下)
- 2. 純米吟醸 (精米歩合60%以下)
- 3. 純米特別 (精米歩合60%以下または特別な方法で製造)
- 4. 純米酒 (精米歩合なし)
- 「吟醸酒」(米・米麹・水・醸造アルコール)
- 5. 大吟醸 (精米歩合50%以下)
- 6. 吟醸 (精米歩合60%以下)
- 「本醸造酒」(米・米麹・水・醸造アルコール)
- 7. 特別本醸造 (精米歩合60%以下)
- 8. 本醸造 (精米歩合70%以下)
整理すると、以下の8種類が一般的に知られる日本酒の種類となります。
好みにもよるので一概には言えませんが、上記の順番がそのままランクと考えることもできます。
精米歩合
原料の米を磨く(削る)割合のことです。
磨く(削る)割合が大きくなるほど雑味のないクリアな味わいになります。
例)
精米歩合40%:60%磨き、残った40%を原料として造った酒。
精米歩合60%:40%磨き、残った60%を原料として造った酒。
この場合は、精米歩合40%の方がより雑味の少ないクリアなお酒と言えます。
アルコール度数
酒税法上、22%未満と定められています。
従来は15%前後の商品がほとんどでした。
最近では多様性が生まれ、女性でも飲みやすい1桁度数の低アルコールの商品も増えてきています。
銘柄数は15,000ほども
日本酒の銘柄は15,000ほどあると言われています。
有名酒蔵のお酒は全国に広く流通し売られていますが、地方の小さな酒蔵の日本酒はほとんどが地元消費です。
全国の日本酒蔵(酒造メーカー)

2021年時点では、47都道府県すべてに1,164の日本酒蔵があります。
しかしながら、消費量の減少と比例して年々酒蔵の数は減の一途を辿っているのが現実です。
1970年代には3,000蔵以上あったのが、2000年には1,977蔵、2010年には1,564蔵、2021年には上記のとおりです。
5年後にはどう推移しているのか、気になるところです。
全国の酒蔵数TOP5 (2021年)
5位:山形県 (49)
4位:兵庫県 (56)
3位:福島県 (58)
2位:長野県 (72)
1位:新潟県 (88)
※ ()内は酒蔵数
1位の新潟県といえば米どころ。
米づくりとともに日本酒の産地としても発展していったようです。
[参考情報:外部リンク] 酒造マップ | 国税庁
日本酒生産量TOP5 (2020年)
5位:秋田県 (12,589lkl)
4位:埼玉県 (15,189kl)
3位:新潟県 (28,693kl)
2位:京都県 (59,975kl)
1位:兵庫県 (93,599kl)
生産量でも新潟県は3位にランクインします。
1位の兵庫県は、灘が酒どころとして有名です。
杜氏 (とうじ)
一度は聞いたことがある名前ではないでしょうか。
杜氏(とうじ)は、日本酒造りの職人および責任者のことです。
また、杜氏の集団を文字どおり「杜氏集団」と呼びます。
名称の由来はかなりの数の諸説があります。
詳しくは以下をご参考ください。
[参考情報:外部リンク] 杜氏 | Wikipedia
歯止めがかからない酒蔵の減少
ちなみに、日本酒蔵の99%は中小企業です。
そして、そのほとんどが家族経営の小さな酒蔵で造られています。
しかしすでに解説したように、全国の消費量は年々減少傾向にあり撤退を余儀なくする酒蔵が後を絶ちません。
その一方で、そのような状況を憂いたり、または世界で人気が増している状況に可能性を見出し、異業種から新規に参入するベンチャーが続々と出てきているという状況もあります。
過去50年間で1/3以下、直近10年間で1/2近くにまで減少してしまった日本酒蔵。
5年後にはどう推移しているのか、とても気になるところです。
日本が世界に誇る伝統文化を後世に守る伝えるためにも、時々は日本酒を楽しみたいものです。
2. 夕方7時から深夜5時までの、"時間帯に合う日本酒"を提案するSAKEブランド
HINOEMOS (ヒネモス)


2019年にローンチした、"時間に寄り添う日本酒"ブランド。
「日本酒をもっとシンプルに」の発想から、日本酒初心者や詳しくない方でも簡単に選べて楽しめるという世界観・サービスを展開。
HINEMOS(ひねもす)とは「全ての時間」という言葉。あなたの全ての時間に寄り添い、最高な時間を演出。
特徴
- "時間帯でオススメの日本酒を飲む"という、シンプルで新しいスタイルの日本酒
- 夕方6時から朝5時までの12銘柄で展開を予定 (現時点では夕方7時から深夜4時までの10銘柄)
- 創業300年以上続く森山酒造(神奈川県小田原市)が製造
- 季節を問わず一年中温度が均一な冷蔵倉庫の中で酒造りを行うことで、試作回数を飛躍的に向上させることを実現
- 12代目の湯浅氏は名実ともに日本酒のプロフェッショナル
全国新酒鑑評会の金賞(最高位)受賞 / International Wine ChallengeのSILVER / Kura Masterのプラチナメダル(最高位)受賞など国内外の日本酒コンテストで高い評価を得ている。また、日本に約150名程度しかいない清酒専門評価者の1人
- 一つひとつの銘柄は全く異なる味わい
- スパークリング、にごり酒、パイナップルやマスカットのようなフルーティーな香りがするもの、またはデザートワインのように花蜜を思わせる濃醇なものなど、今までの日本酒の概念を変えるような日本酒から、伝統的でクラシックな味わいなものまで幅広く構成
- 原材料はすべて米と米麹
- 従来の分類でいう「純米酒」であり、純米酒に属する4種類
- 徹底的にデザインにこだわったプロダクト
- 時間の流れに合わせてお酒を嗜んでいただきたいという思いを込め、時間帯を表す1時間の形(円弧)を瓶表面にデザイン
- 500mlを基本とした商品サイズ
- 冷蔵庫に入れやすく、一人暮らしの女性の冷蔵庫に入っていても違和感のないサイズを意識
おすすめ商品
LUXURY KUJI (数量限定商品)
- HINEMOS10銘柄の中でメインディッシュの時間にぴったりな純米大吟醸酒のKUJIで造ったスパークリングライスワイン
- 限定商品は、さらに発酵時間を重ねスパークリングに仕立てています
- 開けた瞬間から口中に至るまで、フルーティーな香りが存分に楽しめる贅沢な味わい
- KUJIは、International Wine Challenge 2019年(イギリス・ロンドン開催)の純米大吟醸部門でブロンズ賞受賞
HINEMOS初の福袋特集
年末年始の特別な時間に 〜最大56%オフ〜
こちらから HINEMOS
こんな方におすすめ
- 純粋に日本酒が好き
- 美味しい日本酒を探している
- 美味しい日本酒を飲んでみたい
- 素敵な日本酒ギフトを探している
おわりに

最後までご覧いただき、ありがとうございます。
今まで日本酒は自分向きではない。
そんなイメージを払拭することができるかも知れません。
私事ですが、日本酒というお酒は数多あるお酒の中で、飲んでいる時に一番美味しさと幸せを感じられるお酒です。
気になった方は、ぜひ一度サイトにアクセスしてみてください。
まずは、いつもお酒を楽しむ時間帯のお酒を選んでみる。そんな楽しみ方もあります。
では、ありがとうございました。
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