
はじめに
私は40代半ばの男性です。
健康・美容・アンチエイジングのエバンジェリスト(啓蒙・伝道者)であり、かつプラクティショナー(実践者)として日々様々な習慣を実践し、一次情報として発信しています。
特に、私と同世代の中年男性に向け、”人生100年時代“を一緒に若々しく魅力的に年齢を重ねていく仲間を増やしていきたいという願いを持って、役に立つ情報発信通つうじて啓蒙に取り組んでいます。
今回は、「便秘の改善」についてフォーカスします。
中年になると、加齢の影響で身体の内外に様々な老化現象が見られるようになります。
実は便秘もその一つです。
もちろん便秘の原因にも様々ありますが、加齢が原因の便秘というものがあります。
今回は、そんな加齢による便秘のメカニズムおよび改善のための対策として着目すべき2つの成分「酪酸菌」と「グルーガム分解物」について解説します。
あわせて、それら2つの成分を含むおすすめの商品を紹介します。
ぜひ最後までご覧いただき「これはいいかも」という気付きがあれば、早速今日から取り入れていただければと思います。
では、早速みていきましょう。
1. 百害あって一利なしの「便秘」
誰でも一度は便秘を経験したことがあるのではないかと思います。
便秘の経験がある方は、その時のことを思い出してみてください。
なんとも言えない、嫌な気分になるのではないでしょうか。
私は便秘が大嫌いです。
なぜ便秘が嫌いか?
数え上げればキリがありませんが、代表的なものとしては以下の4つに集約できます。
- 健康的な苦痛
下腹部の違和感や膨張感 - 食事の苦痛
排便できないのに、腸に大便が蓄積されていく心地悪さ - 見た目の苦痛
便秘が長期間続くことによる肌荒れや吹き出物などの肌トラブル - メンタルの苦痛
体調が快調ではなくなることによる、メンタルの落ち込み
腸は第2の脳と言われ、脳に次いで多くの神経細胞が集まっている器官のため、腸内環境の乱れは自律神経の乱れに繋がりロジカルに説明ができます。
どれも本当に辛いもので、心身に悪影響があります。
放置していては、充実した毎日を送ることができません。
便秘とは
改めて「便秘」の定義とはなんでしょうか?
日本消化器病学会関連研究会慢性便秘の診断治療研究会が2017年10月に発行した『慢性便秘症診療ガイドライン2017』では、便秘とは「本来体外に排出すべき糞便を十分量かつ快適に排出できない状態」と定義しています。
また、「便秘症」の診断基準を以下のとおり規定しています。
「便秘症」の診断基準
以下の6項目のうち、2項目以上を満たす。
- 排便の4分の1超の頻度で、強くいきむ必要がある。
- 排便の4分の1超の頻度で、兎糞状便または硬便(BSFSでタイプ1か2)である。
- 排便の4分の1超の頻度で、残便感を感じる。
- 排便の4分の1超の頻度で、直腸肛門の閉塞感や排便困難感がある。
- 排便の4分の1超の頻度で、用手的な排便介助が必要である(摘便・会陰部圧迫など)。
- 自発的な排便回数が、週に3回未満である。
[引用:外部リンク] 便秘と食習慣 | e-ヘルスネット
また、日本では従来から便秘症を「器質性」「症候性」「薬剤性」「機能性」の4種類に分類しています。
本記事で取り扱うのは大腸や直腸の働きの異常による「機能性便秘」です。
便秘のおもな原因
- 食生活の乱れ
食物繊維・各種菌・水分不足などで腸内フローラが乱れる - 運動不足
腹筋の低下が大腸のぜん動運動の低下につながる - 生活習慣の乱れ(自律神経の乱れ)
交感神経が優位になると大腸が緊張し、一方で副交感神経が優位になりすぎると大腸の緊張が緩み、どちらの場合もぜん動運動が停滞・低下する - 加齢
善玉菌(酪酸菌など)の減少や、ぜん動運動能力が低下が起こる
加齢が便秘の原因であるという事実は、あまり知られていないところではないでしょうか。
私自身、正直最近まできちんと認識していませんでした。
腸内フローラ(腸内細菌叢)とは
これは今や多くの方が知っている常識かもしれません。
腸内には約1,000種100兆個の細菌が生息していると言われています。
個々の細菌は種類ごとに群生しており、それら多種多様な細菌全体の集合体がまるでお花畑(flora)のように見えることから名付けられました。
腸内細菌の種類と役割

3つあります。
- 善玉菌:
- 悪玉菌の増殖を防ぎ、お腹の調子を整える
- 悪玉菌:
- 有害物質を作り、お腹の調子を乱す
- 日和見菌:
- 善玉菌・悪玉菌どちらか優勢な菌に傾く
したがって、常に善玉菌が優勢なフローラを整えることが大切になります。
3つの菌の理想の割合は、善玉菌(2):悪玉菌(1):日和見菌(7)とされています。
|腸内フローラを整える方法
3つあります。
- 善玉菌を含むものを摂る(プロバイオティクス):
- 乳酸菌・ビフィズス菌・酵母菌・麹菌・酪酸菌
- 善玉菌のエサとなるものを摂る(プレバイオティクス):
- オリゴ糖・水溶性食物繊維・不溶性食物繊維
- シンバイオティクス:
- さらに、1と2をあわせて摂ることで、より効果的に腸内フローラを整えることが可能になります。この組み合わせをシンバイオティクスと言います。
酪酸菌・酪酸とは
腸内の善玉菌の中でも、今最も便秘との関連が注目されているのが酪酸菌、そして酪酸です。
酪酸菌とは
善玉菌の1つ。酪酸を作る唯一の腸内細菌です。
食物繊維をエサとし、酪酸菌は食物繊維を発酵させ酪酸を作ります。
酪酸とは
短鎖脂肪酸の1つです。
|酪酸の3つの作用
- 腸内を弱酸性に整え、有害物質を作る悪玉菌の増殖を抑え腸内環境を整える
- 腸内の免疫力を活性化する
- ぜん動運動を促す
酪酸によって便秘を改善する3ステップ
- シンバイオティクスを実践する
この場合「酪酸菌の摂取」と「酪酸菌のエサになる食物繊維の摂取」。それによって酪酸菌を増やす - 酪酸が増える
酪酸菌を増やすことで、酪酸が増える - 酪酸が作用し便秘が改善する
特にぜん動運動を促す作用が便秘の改善に繋がります
|酪酸菌が摂れる食品

従来あまり聞いたことがなかった一つの理由としては、酪酸菌が含まれる食品の少なさにもあります。
酪酸の摂れる食品は少なく、代表的なものとしては「ぬか」があります。
ぬか床には、酪酸菌のほかに乳酸菌・酵母菌(産膜酵母菌)と3つの菌を持ち、大変健康にいい食品です。
ただし、ぬかには大きな欠点があります。それは臭いです。
ぬか床のあの強烈な臭いの正体は酪酸で「酪酸臭」と呼ばれ、ムレた靴下の臭いにも例えられます。
酪酸菌が増えすぎると、匂いが強すぎてしまいぬか床として使えなくなるほどです。
よって、ぬか漬けが好物で毎日でも食べたいというような方以外は、普段から手軽に摂れるものではありません。
このように酪酸菌は手軽に直接取りにくいという理由から、その代わりに腸内の酪酸菌を増やすためにプレバイオティクスとしてその餌となる水溶性食物繊維を摂ることが推奨されてきました。
しかし、細菌になってジャラハニーに酪酸菌を多く含むことがわかりました。
ジャラハニーとは

ジャラの木からとれるはちみつ。
ジャラは西オーストラリア州南部だけに生息するフトモモ科の木で、学名はEucalyptus marginata.といいユーカリの仲間。
ファイトケミカルや酢酸菌が豊富で、高い抗酸化作用を持つ。
そこで、このあと酪酸菌を含むおすすめのジャラハニーを紹介します。
|酪酸にフォーカスしたプレバイオティクスとしてのおすすめ食物繊維
さらに、食物繊維の中でも酪酸も最も増やすものとしてグアーガム分解物が注目されています。
グアーガム分解物とは

マメ科の一年生植物グアー豆(クラスタマメ)が持つ水溶性食物繊維がグアーガムで、粘り気を少なく加工したのがグアーガム分解物。
善玉菌に発酵されやすく、特に酪酸菌を最も増やす食物繊維。
グアー豆はインドやパキスタンでは日常的に食されていますが、日本では一般的ではないためサプリなど補助食品として普及しています。
このあと、おすすめの機能性表示食品を紹介します。
2. 便秘改善に効く酪酸を増やす2つの成分「酪酸菌」と「グアーガム分解物」
まず最初に、プロバイオティクスから。
酪酸菌を含み、かつ手軽に摂れるおすすめのジャラハニーです。
NATURAL ORCHESTRA プレミアムオーガニック ジャラハニー TA30+


|特徴
- オーガニック認証「ACO (Australian Certified Organic)」取得
- 世界で最も厳しいオーガニック認定団体の1つ、オーガニック先進国オーストラリアの認定機関
- TA30+
- TA:Total Activityの略。ジャラハニーの抗菌活性レベルはTAという指標で表します
- 抗菌活性力の意味。測定機関が認証するTAの最高値は40
- 100℃にも胃酸にも耐え、生きたまま腸まで届く酪酸菌
- オーストラリア政府農村研究開発公社の研究で、全てのジャラハニーのサンプルから高濃度の酪酸菌が検出
- 高い抗酸化作用
- 西オーストラリア農業連盟の研究では、「マヌカハニー」や「レザーウッドハニー」の2~3倍の数値を確認
- 高い抗菌活性(TA)
- シドニー大学の研究によると、ジャラ ハニーの抗菌活性は25.1%(w/v)フェノールで、同じ研究でマヌカハニーは13.1%(w/v)フェノール。また、抗菌作用も速い
- 非加熱
[内容量]
250g
原産国 オーストラリア
[価格]
6,264円(税込)+送料
マヌカハニーを上回る活性力!NATURAL ORCHESTRAの「プレミアムオーガニック ジャラハニー」
次に、プレバイオティクス。
酪酸菌のエサになる食物繊維(グアーガム分解物)です。
リフリーラ


機能性表示食品「飲むグアーガム リフリーラ」。
|特徴
- 1日1袋に6.16g(レタス1.7個分)の水溶性食物繊維 ※
- ※レタス1個を328gとして日本食品標準成分表2020より換算
- 1袋18kcal
- ダイエット中の方も安心
- 3つの無添加
- 香料/着色料/保存料
- その他(グアーガムに関する届出表示)
- 善玉菌(ビフィズス菌)を増やして腸内環境を良好にする機能が報告されています
- やや軟らかめの便を改善しておなかの調子を整える機能が報告されています
- 便秘気味の方のお通じを改善する機能が報告されています
- 糖の吸収をおだやかにし、食後血糖のピーク値を抑える機能が報告されています
[内容量]
8g×30袋(顆粒)
[価格]
単品購入 5,378円(税込)
定期購入初回 3,218円(税込) 40%OFF
2回目以降 8,596円(税込) (1箱4,298円(税込)を2箱まとめて発送) 20%OFF
[その他]
送料
単品購入 715円(税込)
定期購入 無料
定期購入の回数縛り なし
プロバイオティクスとして酪酸菌を直接摂り、さらにプレバイオティクスとして酪酸菌のエサになる食物繊維を摂る。
この組み合わせにより効率的に酪酸を増やすことができ、機能性便秘の改善が期待できます。
どちらも一度には難しいという方は、どちらかお好みの方だけでも一定の効果が期待できます。
おわりに
最後まで読み進めていただき、ありがとうございます。
本記事をつうじて、機能性便秘について、また、改善のために酪酸(を増やす)ということ、さらには酪酸を確実に増やす成分として酪酸菌とグアーガムという成分が有効であることを新しい知識として知っていただけたなら大変嬉しく思います。
1つでも「これなら早速取り組めそう」「やってみたい」というものがあれば、ぜひ取り組んでみてください。
きっと手応えを感じていただけると信じています。
では、ありがとうございました。
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