
はじめに
今回は日本の中年男性に関するお話です。
”日本"で括ってしまうと、やや大きすぎるかも知れません。
2020年2月以降、コロナ禍で一時的に国境を超えた移動が制限され、解禁後もコロナ以前の様に気軽な移動がしづらくなっていました。
このような厳しい時を経て、前回2020年1月末の一時帰国からほぼ3年を経た2022年12月末に約3年ぶりの一時帰国が叶いました。
今回の帰省では実家を拠点にしましたが、いくつかの所用があったため、ホテルに滞在したり東京に行く機会もあり、街中や移動中の電車、宿泊先の温泉施設などで多くの男性を目にする機会がありました。
その中で、私が率直に感じた感想を今回はシェアしたいと思います。
個人的な主観による感想ということ、個々人において全く異なる特徴があるという当たり前の前提があった上で、全体像として捉えた際の感想ということを予めご理解いただければと思います。
1. 3年ぶりの一時帰国で感じた日本の中年男性の印象
いきなり申し訳ありませんが、ネガティブな内容ばかりが目についてしまいました。
1) 目が死んでいる
海外で暮らす外国人と比較してしまうと、どうしても相対的にそう感じてしまいます。理屈ではありません。
批判を受けるかもしれませんが、ここでは正直な感想をお伝えします。
"死んでいる"という表現は適切ではないかもしれません。
目力がない、目に元気がない、目に生気がない。うつろな目。
この様な表現も、私の感じた印象とほとんど一緒です。
とにかく、この様に喩えたくなる様な目をしている方が多いことに驚きます。
慢性的な睡眠不足、仕事やスマホ利用で目を酷使している、などの理由が考えられますが、目に元気がないことがその人の魅力を損なってしまっています。
2) 月曜日の午前から疲れた様に見える

1)と相関しています。
これについては、首都圏や大都市の方に限った、もしくは首都圏や大都市の方に特徴的な傾向かも知れません。
1月のとある月曜日の午前中に東京で電車に乗ったとき、多くの中年男性を目にしました。お目にかかった多くの方は朝からすでに疲れている様に、私の目には映りました。
「週明けの月曜日の朝なのに、どうして(もう疲れているの)?」と率直に感じました。
過酷な通勤電車の混雑で疲れてしまったのかもしれません。
もちろん私にも経験があります。
長年蓄積した慢性的な疲労なのかもしれません。
そうだとしても、土日の週末を経た月曜日の午前中なのに、そのように見える方が多いことにショックを受けました。
また、そんな姿を目にした私の気分も自然とどんよりと沈んでいきました。
ネガティブとポジティブ、どちらのエネルギーも周りに伝播するものです。
3) メタボまたは予備軍のような人が多すぎる

2つの別々の宿泊先の大浴場でそれぞれに感じたことです。
メタボまたはメタボ予備軍の様な方が、ほとんどとは言わないまでも半分以上が該当していました。
マジマジと見たわけではありませんが、勝手に目に入ってきます。
メタボは食べ過ぎや飲み過ぎなど食生活の乱れ、運動不足や運動不足など生活習慣の乱れによって起こります。
まず生活習慣病の心配がありますが、見た目もいいとは言えません。
4) 肌が汚い

1)〜3)はこれまでも感じていたことで、今回初めて感じたことではありません。
しかし、この4)は今回初めて感じたことです。
私自身がこの3年間で本格的にスキンケアに取り組み始めたから新たに気がついたことだと考えています。
「日本人の中年男性ってこんなに肌が汚かったっけ?」という結構ショックな気づきでした。
原因を考えてみました。
私の仮説ですが、私と同様な理由によるものだと推察しています。
それは、「若かりし頃に紫外線による光老化やスキンケアの必要性に関する正しい知識を持つ機会がなく、中年になるまで不十分なスキンケアしかしてこなかった」ことです。
特に、肌荒れやシミが目立ちます。
最近男性向けのシミ対策の化粧品の広告をよく見かける様になりました。
3年ぶりの一時帰国で実際にシミをもつ多くの中年男性を目の当たりにして、マーケットのポテンシャルがよく理解できました。
5) 色気がない
1)〜4)の複合的な結果や、その他髪型や洋服、香り、表情、仕草などの様々な要素も絡み合った結果として色気ない方が多いと感じました。
「では外国人は色気があるのか?」と問われると、必ずしもYESではありません。
もちろん外国人にも、色気のある人もいればない人もいます。
また、もちろん日本人にも色気のある方もいます。
しかし、色気のある中年男性は日本人にはかなり少ない印象を受けます。
そもそも色気などを禁にしたり、追求している方は少ない様に思います。
しかし、私の個人的な見解として、男性の色気は国の競争力の源泉の1つの様に感じています。
または、QOLを構成する1要素だと考えています。
日本の中年男性の色気のなさは、日本の長期低迷を象徴する1つのシンボルとさえ考えています。
2. 日本の中年男性はもっと外見を意識した方がいい
少し単純化した話をします。
私は前章でピックアップした様な日本の多くの中年男性が海外に飛び出した時、おそらくモテないと考えています。
その理由はシンプルで、"魅力的ではない"からです。
30年前は世界の中でも高所得の部類だった給与所得も、この30年でイタリアを除く先進諸国には大きく引き離され、隣国を見渡しても韓国に抜かれ、台湾にも抜かれようとしています。
経済的なアドバンテージというカードも、もはやありません。
実際東南アジア諸国でも、もはや「日本人=裕福」というイメージは過去のものです。
経済力でも男性力でも、競争力を持っていません。
男性として相手にされない可能性が、残炎ながら結構あるということです。
日本が再び競争力を取り戻すための1つのきっかけとしても、中年男性はもっと自分を磨いて、魅力的になってほしいと願っています。
外国人にも日本人が魅力的だと思ってもらえる様に
外国人旅行者に日本の良さを聞いた時の代表的な回答は以下です。
・食事が美味しい
・物価があり得ないほど安い
・異文化や建築
・自然の豊かさ
・おもてなしの精神(ホスピタリティ) ※反面、英語が通じない不便さも同じくらい声不満としてあがります
この様に、日本は確かに魅力的な有形無形の資産を持っています。
ただ、日本男性に限っては「異性として魅力的」という意見はほとんど聞かれません。
おそらく、多くの外国人が日本に来訪した際に日本人男性に対して抱くイメージは、今回私が3年ぶりに帰国して感じたイメージに近いものがあるのではないかと思っています。
補足として私には多くの外国人の知人・友人がいますが、「日本人男性って最高」という様なポジティブな意見を聞いたことは悲しいかな皆無です。
見た目に気を配ることは大切な人への"思いやり"
また、中年でも外見に気を配ることはパートナーや家族への思いやりであるとも思います。
ほとんどのパートナーやお子様にとって、格好良かったり色気のある旦那さんやお父さんは誇りだと思います。
生気のない目をして、おかなが出っぱっていて、疲れた雰囲気やおじさんくさい雰囲気を出している旦那さんやお父さんと喜んで一緒に歩きたいと考える方は多くないはずです。
お腹が出ていると健康面でも心配をさせてしまいます。
大袈裟にいうと、よく言われる「"釣った魚に餌をやらない"人」に近いものがあります。
厳しいですが「悪気のない裏切り行為」の様なものではないでしょうか。
精神的な思いやりはもちろん大切ですが、もう1つの思いやりもバランスよく持ちたいものです。
おわりに
最後までご覧いただき、ありがとうございます。
今回記事の対象にした「日本の中年男性」は、私自身がそのど真ん中にいる対象者です。
日本生まれ育ちの日本人で、都会で働いた経験があり、そして海外在住しているからこそ、主観的にも客観的にも見えることがあります。
どうせ自分は海外に行くことなんかない、日本で暮らし日本人としか関わらないのだから余計なお世話、と批判や苦言を呈されそうなテーマですが、あえて取り上げたいと思いました。
それは本文中でもお伝えした理由からです。
関係ないように見えて、国の競争力に関わると思うから。
また、
健康な中年男性が増えれば、生産性も少し上がると思うから。
健康な人が増えれば、増え続ける社会保障の将来的な抑制につながると思うから。
またシンプルにとにかく、
格好良く魅力的な中年男性が増えれば、社会が少し明るく元気になると思うから。
家庭が円満になると思うから。
魅力的になった当の本人のQOLが上がると思うから。
こんな願いや問題意識を共有したくて、今回記事にしてシェアしたいと思いました。
では、ありがとうございました。
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