
はじめに
本書に着目していただき、実際に選んでいただきありがとうございます。
私は40代半ばの男性です。
健康・美容・アンチエイジングのエバンジェリスト(啓蒙・伝道者)であり、かつプラクティショナー(実践者)として日々様々な習慣を実践し、一次情報として発信しています。
特に、私と同世代の中年男性に向け、”人生100年時代“を一緒に若々しく魅力的に年齢を重ねていく仲間を増やしていきたいという願いを持って、役に立つ情報発信通つうじて啓蒙に取り組んでいます。
今回は、「美的コンプレックス放置は人生の時間の無駄遣い」というタイトルにしました。
ちょっと過激な表現かも知れません。
コンプレックスを抱えていない人なんて、存在しないかも知れません。
誰だって大なり小なり、何らかのコンプレックスを抱えています。
また、身体的・能力的・経済的・社会的(ステータスなど)などなど、様々です。
今回は、身体的なコンプレックスにフォーカスします。
その際「美的」という言葉に言い換えたいと思います。
上記の例あげたコンプレックスはどれも比較ができない、自己肯定感を下げる根深いものです。
その中でも、美的コンンプレックスは比較的解決しやすく、美的価値は自己肯定感を高めてくれる重要な要素だと考えているからです。
それにも関わらず、男性にとっては着手しづらい領域でもあります。
とてももったいないことだと感じています。
本書は、あなたが勇気を出してアクションを始めることができるよう、背中を押す役割を果たすことを趣旨としています。
1. 美的コンプレックスとは

やはり人目に触れる部分に集中しています。
主なコンプレックスを列挙してみます。
※今回は骨格的なコンプレックスは取り扱いません
顔および顔まわり
- 薄毛
- 白髪
- パサつき・うねり
- しわ(額・首)
- 小じわ(目元など)
- 深く大きめのしわ(ゴルゴライン・ほうれい線・マリオネットライン)
- たるみ・シミ・毛穴の黒ずみ(顔全体)
- クマ(目元)
- 歯並び
- 歯の色
- 虫歯
- 口臭
体
- 体型(肥満・痩せ型(羸痩))
- ムダ毛
- 体臭
- 包茎やサイズなど男性器に関するもの
手足
- 小じわ(手の甲)
- 水虫による爪の変形(足の爪)
- 角質肥厚(かかとなど)

思いつくものを列挙してみました。
「そうそう」と同意いただけるもの、「なるほど」とあまり気にしていなかったものが混在しているのではないでしょうか。
(上記で)あまり気にしていなかったものについてはコンプレックスを感じていない証拠でもあるので、一部例外を除き今後もあまり意識する必要はありません。
一部例外とは、臭いに関するものです。口臭や体臭は自分のコンプレックスにもなり得ますが、他者へのハラスメントにもなり得るからです。
心当たりのある方は、制汗&防臭クリームを使ったり、重度の場合は美容医療で治療を受けるなどの対策を検討したいところです。
まずは、家族など身近な方に、自分の臭いについて率直で正直な意見をもらうところから始めてみてください。
原因について
上記の様々なコンプレックスの原因は大分類として3つにできます。
- 老化(加齢による老化現象)

2. 生活習慣の乱れや間違ったケア、またはケア不足

3. それ以外(ムダ毛・歯並び)

※口臭・体臭は3のケースと2のケースのどちらもあり得ます
※歯並びも、1や2の原因で変わることもあります
解決できないコンプレックスはない
上記のコンプレックスについては、1つだけ例外を除き改善または解決が可能なものです。
白髪だけは、根本的に黒髪に戻すことが困難です。
生活習慣の改善によって、進行を遅延させることは可能です。
それ以外のものは基本的に改善または解決が可能です。
ただし、治療や手術が必要なものがあります。
- 歯並びは矯正が必要です
- 薄毛はAGAやFAGAの場合は、投薬による治療が必要です
- たるみが原因の目の下の重度な黒クマは、場合によっては脱脂や脂肪移動などの手術が必要です
- 体臭は重度のケースは、美容クリニックで(臭いのもとである)アポクリン汗腺への対策施術が必要です(3つほど種類があります)
- 包茎や増大なども手術は必要なケースもあります
この中で最も費用面で高額になるのが、一般的な相場感としては歯列矯正です(70〜120万円程度)。
次いでワキガ治療(25〜30万円程度)、そして(下眼瞼脱脂術などの)黒クマ手術(8〜15万円程度)です。
歯列矯正は美的な側面だけではなく、咬み合わせの改善による歯周病予防といった健康面の側面もあります。
確かに安い買い物ではありません。しかし、投資に見合った価値があります。
2. なぜ男性は美的コンプレックスを軽視する傾向があるのか

おもに3つの要因があると考えています。
1) 現状を変えることへの怖さ
そもそも男性の世界では美容など美的な取り組みは普通ではありません。
美容という言葉はまだまだマイナーであり、市民権を得ていません。
そんな世界にいる男性にとって、仮にコンプレックス抱えていても、それに対しアクションをすること自体がとても勇気のいることです。
日本の男性には、外見をいじる悪臭が少なからずあります。
(例え良い変化だとしても)見た目が変わることに対する周りの反応が怖かったりします。
他人の目、他人の反応が怖い。
これが最大の理由だと考えます。
次の2つは男性に限ったことではないかも知れません。
2) 他のことで紛らわせたり放置する傾向がある
毎日の生活の中で、すでにやるべきことが多々あります。
仕事とプライベートは予定で埋め尽くされています。
ストレス発散をお酒や食事に求める傾向があります。
実際に他のことに集中したり、目を向けることで、一時的にコンプレックスを忘れ気にせずにいることができます。
なんとなく、現状を正当化することにも慣れ切ってしまっています。
やり過ごすことのプロになっていると言っても言い過ぎではない気がします。
(しかしながら、鏡の前で現実と向き合わなければいけない瞬間は1日に1回はあるはずです)
この2つの要因が両立している方がほとんどだと感じます。
強力な現状維持の力が働いています。
3) 諦めている
これは年齢を重ねるごとに、そのようになる傾向があります。
若い頃よりも、見た目のコンプレックスに対する嫌悪感が少なくなっていくかも知れません。
加齢により、誰しも等しく見た目が変化していきます。
相対的に自らのコンプレックスが薄まっていく感覚になる。これは事実あると思います。
もともとはとても嫌だったコンプレックスを、いい意味で諦められる観念が次第に備わっていきます。
(人生100年時代、本当にそれでいいの?と私は思います)
3. 美的コンプレックスの放置は人生の時間の無駄遣い

4つ取り上げたいと思います。
1) コンプレックスは天気に例えるなら曇り
コンプレックスは本来なくてもいい余計な存在です。
天気に例えるなら曇りや曇り空のような状態です。
たった一度きりの人生の天気がずっと曇っているようなものです。
大雨や台風ではないからこそ、逆になんとなく誤魔化し誤魔化しやり過ごしてしまうのかも知れません。
しかし、一度立ち止まって考えてみて欲しいと思います。
雲一つない気持ちの良い晴れた日と、雨は降らないもののぶ厚い雲に覆われた日を。
1つ選ぶなら、どちらを選びたいでしょうか。
美的なコンプレックスは、その重さにもよりますが、曇天の様などこか常に心に雲がかかったすっきり心が晴れない状態ととてもよく似ている様な気がします。
2) あなたの行動を縛っている
より具体的な事例を紹介します。
- 本当はいつも笑顔でいたいのに、歯並びが気になって口を開けられない
- いろんなヘアスタイルに挑戦したいのに、生え際の薄毛か気になるのでできない
- お腹の出っ張りが気になって、真夏のリゾートでも裸になるのが怖い
などなどのコンプレックスによって、本来望む行動を自ら諦めてしまっていることはないでしょうか。
本当のあなたに蓋をしてしまっている。まさに人生の時間を無駄にしてしまっています。
3) そこはかとなく自信の無さが透けてしまう
コンプレックスや自信の無さが、言葉に出さなくても表情や何気ない仕草から表面に出てしまいます。
劣等感とはそのようなものです。
4) 第三者からマイナス評価を受けている
人は第三者をわざわざ口に出して否定しないのでなかなか気がつきませんが、実は知らずにマイナス評価を受けていて損をしていることがままあります。
具体的な例をあげます。
- (口臭がきついので実は) 近寄りたくないと思われている
- (歯並びが悪いので実は) 育ちや家柄について疑問に思われている
- (目の下のクマが強いので実は) 健康状態に問題がないのにも関わらず、不健康や不摂生をしていると誤解されている
などなどです。
他人の印象はコントロールできないので、ある意味で一番辛いデメリットだとも言えます。
4. それでは、どうあるべきか?
1) 放置は人生の時間を無駄にしていると自覚する
どれだけこの事実を真正面から受け止められるかどうか。
それによって、今この瞬間からの人生に違いが生まれます。
2) 人生を豊かにするために、今最優先すべき投資対象を考える
今回は「美的コンプレックス」の解消を提案しています。
しかし、極論それにこだわらなくてもいいというのが私からのメッセージです。
ただし「負の解消」または「心の快晴」については真剣に向き合っていただきたいと思います。
もし「美的コンプレックス」を抱えている方なら、「負の解消」または「心の快晴」にとって効力があります。
コンプレックスは原動力か?
コンプレックスは自分を変えたり、目標を叶える原動力になるということもよく言われることです。
それはそれで事実だと思います。
しかし「美的コンプレックス」に関しては、必ずしも当てはまらないかも知れません。
原動力に変換できたとしても、先ほど紹介した様なデメリット(負の側面)の方が遥かに多いからです。
美的な問題は「ガラスの天井」ならぬ「雲の天井」の様なものです。
また、そもそもいくら原動力になるからといって、コンプレックスはずっと持ち続けるべきものではありません。
やはり放置するのではなく、解消すべき対象なのです。
おわりに

最後までご覧いただき、ありがとうございます。
今回は普段あまり男性社会では語られない「美的なコンプレックス」について取り上げてみました。
私にとっては、多くの意識高い系の男性が夢中になっている「筋トレや筋肉」と「美容」は両輪だと思っています。
筋肉も「コンプレックス(負)」を解消する一つのツールです。
なぜ、筋肉ばかりがフォーカスされているのかがむしろ不思議でなりません。
私自身は「筋肉」も筋肉以外の「美的な追求」もどちらも同じくらい大切なものとして扱い、日々精進しています。
それによって人生の質を上がっていることを実感しています。
これをきっかけに、ぜひ一度自分を見つめ直し、整理していただけたらとても嬉しく思います。
では、ありがとうございました。
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