
はじめに
私は40代半ばの男性です。
健康・美容・アンチエイジングのエバンジェリスト(啓蒙・伝道者)であり、かつプラクティショナー(実践者)として日々様々な習慣を実践し、一次情報として発信しています。
さて、今年も残すところあと2ヶ月ちょっとです。
早いものです。
ところで、私が美容の価値に気づき、本格的に力を入れ始めたのは2020年の始めです。
特に最初の2年間(2020年と2021年)は、集中的に様々な美容医療にチャレンジしてきました。
3年弱が経とうとしています。
当然、本当にやってよかったものと、正直あまり実感を得られないものがありました。
それなりのお金と時間を投資した成果として、私はこの3年弱で大幅な若返りに成功しました。
40代半ばですが、30代半ばと言ってもおそらくほとんどの方は信じてくれる。そう自信を持って言えます。
今私が声を大にして世の中の同世代の男性に伝えたいことは、美容は非常に価値ある自己投資だと言うことです。
さて、少し前置きが長くなってしまいましたが、今回はこの1年以内にチャレンジした美容医療の中で最もやってよかったと考えており、多くの方にも声を大にしておすすめしたい「アートメイク」について解説と紹介をしたいと思います。
名前からして、いかにも女性向けの施術のように感じる方がほとんどかも知れません。
しかし、タイトルにしたように"男性にこそおすすめ"の施術です。
そのあたりも伝わればと思います。では、早速みていきましょう。
1. アートメイクについて

アートメイクとは
皮膚の浅い表皮の部分に色素を注入し、着色していくメイク。

タトゥーと違い新陳代謝によるターンオーバーが繰り返されることにより1〜3年で褪色する。
(タトゥーは真皮層に着色するので、良くも悪くも永久に褪色しません)
ちなみに、英語ではpermanent makeup(パーマネント・メークアップ)と言います。
[参考情報:外部リンク] アートメイク | Wikipedia
対象となるおもなパーツ (種類)

- 顔
- 眉
- リップ
- アイライン
- ヘアライン(生え際の輪郭を整えたり、薄毛隠しを行う)
- 顔以外
- ニップル(乳輪・乳頭)
- その他
- ほくろ(おしゃれや人相学の観点から意図的にほくろをつくる)
- 傷跡修正、など
このように、アートメイクは美容を超え、医療補助的な領域まで幅広く対応しています。

|メリット
- 色素を入れるので、汗をかいても洗顔をしても落ちない
- 褪色するので、その時々のメイクのトレンドを追うことができる
|デメリット
- 1〜3年で褪色してしまうので、再度の施術が必要になる(永久ではない)
アートメイクはこんな方におすすめ
- とにかく自分の眉毛が気に入らない・好きじゃない・なんとかしたい
- 自分で整えているけど安定しない・クオリティに満足できない
- 眉サロンだと長持ちしない続けにくい。もっと長持ちさせたい
- 自分に似合う眉がわからない
- 清潔感が欲しい・垢抜けたい
- ヘアライン(髪の生え際)を手っ取り早く若返らせたい方
このように、顔の印象の8割を決める目元の一部である眉毛を整えることができたり、見た目年齢に直結する生え際を調整することができるアートメイクは、中年の男性にこそピッタリな施術と言えます。
|施術を受ける際の注意点
アートメイクは医療従事者(医師・看護師)のみが行える医療行為に該当します。
よって、違法アートメイク店では施術を受けないよう注意が必要です
|アートメイクの施術を受けられない方
- 血液感染症がある方(HIV/B型肝炎/C型肝炎/梅毒など)
- 緑内障・白内障など眼の疾患がある方
- 妊娠中または妊娠の可能性がある方
2. 眉毛アートメイクの種類(技法)・施術の流れ
|眉毛アートメイクの種類(技法)
お店によってネーミングや種類は多少異なりますが、おもな種類(技法)としては3つあります。

1. 毛並み (4Dストローク/マイクロブレーディング)
1本1本美しく立体感のある毛並みを"手彫り"で書く技法。自然でナチュナルな仕上がりが特徴。
好みの眉の形(輪郭)をつくりやすいものメリット。
2. パウダー
機械を使ってドット状にインクを入れる方法。眉の濃さが圴一になることと、立体感がない点で、人工的な仕上がりになることが特徴。
3. コンビネーション (毛並み+パウダー)
文字どおり、"毛並み"と"パウダー"のハイブリットな技法。2つの技法のいいとこを活かし毛並み・立体感などとても自然な仕上がりが特徴。
メイクで眉を描かない男性にとって、2のパウダーは不向きです。
ちなみに、私は1(毛並み)を選択しました。
なお、技法も色素も日進月歩で進歩を遂げているので、今後もどんどんクオリティが上がっていくことが期待できます。
|一般的な施術の流れ
STEP.1 予約
STEP.2 カウンセリング・診察
- 様々な疑問や不安を取り除くために、カウンセリングシートに必要事項を記入
- 既往歴やアレルギー等の問診を行い、肌の状態の診察を受ける
- 注意点などの説明を受ける
STEP.3 デザイン
- 顔の輪郭や骨格を見て、その方に合わせたデザインを行う
STEP.4 麻酔
- 施術部位に麻酔クリームを塗る
STEP.5 施術
- 使用器具は、滅菌消毒され直接皮膚に触れる部分は新品で使い捨てのものを使用
- 染料は認証機関の安全データを取得した身体に害のない成分を使用
- 痛みなどに配慮しながら施術を行う
STEP.6 アフターカウンセリング
- 施術後の注意事項の説明を受ける
- 2回目以降の施術日を決める(通常、施術後4週間以上の期間を空け4〜8週目を目安に設定)
3. 私がアートメイクをした理由
私がやったのは"眉毛のアートメイク"です
眉毛を整える施術です。
|なぜやったか?
20年以上ストレスであり続けただった、眉毛のコンプレックスや理想の眉毛の形に対する迷子状態を抜け出したかったからです。
また、面倒なメンテナンスの手間からも解放されたかったからです。
私はもともと自分の眉毛のかたちが好きではありませんでした。
大学生になってから手入れをし始めた記憶がありますが、手入れが欠かせませんでした。
今でも3日おき程度のメンテナンスが欠かせません。
ただ器用ではないので、写真を見るとその時々、濃さやかたちも微妙に違ったりしていました。
たまに納得のいく濃さ・かたちを作ることができるのですが、毎回再現できる訳ではありません。
もちろん同じかたちにしようと頑張るのですが現実はそうはいきません。
しかもそれは、客観的に自分の写真を見た時に気がついたりします。
なんでこんな変なかたちになっているんだろうなど、苦笑することもしばしばです。
こういう背景がある中、昨年遅まきながらアートメイクという存在を知り、すぐに強い関心を持ちました。
目元で顔の印象の8割が決まる
この様な言葉があります。
この言葉は、厳密には眉毛は対象外ではあるのですが、私の実感としては眉毛も含めてだと思っています。
眉毛は、皆さんが考えている以上に顔の印象に与える影響実はものすごく大きい重要なパーツです。
だからこそ何十年もの間、少しでもいい印象にしたいと願い、我ながら日々試行錯誤を繰り返してきたのだと思います。
女性が毎日眉を描いていることを考えれば、実は、眉毛の影響の大きさが簡単にご理解いただけるはずです。
女性にとっては、ずっと眉毛はイメージを作る重要なパーツです。
そして、それは男性にも言えることなのです。
|やってみた感想
本当にやってよかったです。
2回目の施術から10ヶ月ほど経過した現在でも、鏡を見るたびに思うほどです。
|何がよかったか?(メリット)
満足出来る美しいラインを手に入れたことです。
自己肯定感が持てることは、やはり本当に素晴らしいことだと思います。
コンプレックスはマイナスの感情だと思いますので、マイナスからプラスになるって、実はものすごくマインドに与える影響が大きいと言うことだと思います。
もし、眉毛で悩んでいる方がいれば迷わずあなたもトライして頂きたいと思います。
Beforeの頃の日々鏡の中の眉毛をチェックしながら悶々としていた自分に対して、なんてもったいない時間を費やしてきたのだろうと。そういう思いに駆られています。
繰り返しますが、目元で顔の印象の8割が決まると言われます。
実際にやってみて、眉毛が顔全体の印象に与える影響の大きさを強く実感しています。
|デメリットは?
施術の内容によりますが、従来のオリジナルのかたちから大きく変える場合は、Before->Afterの差が出るので、第三者にわかってしまうと思われます。
メリットとの裏返しですが、インクは2年ほど持つため一度施術を行ってしまうとその間は直せません(実際にはインク除去施術がありますが、別料金が発生します)。
検討されている方へのアドバイス
施術自体はカウンセリングを含めて2時間程度で収まると思いますし、ダウンタイムも1時間程度なので、お仕事帰りや休日に施術を受けられ、お仕事にも影響しないと思います。
難易度は低い施術と言っていいと思います。
サロンにもよりますが、2回で1施術(パッケージ)と言う場合が多い様です。
4. 写真で紹介する私の眉毛の変化
本章では、実際に"Before"と"After"、そして現在の3つの異なるステータスの写真をお見せしながら違いを感じていただければと思います。
1) Before
2021年12月です。
実は、私の本来の眉毛は濃くて太くて、八の字です。
大学生になり上京して最初の夏頃から、大学の友達と映る集合写真越しに見える自分の眉毛の不細工さに目がいくようになりました。
以来、眉毛をいじり始める長い旅を20年以上ずっと続けていました。
手先が器用ではなので、なかなか理想の形と濃さ一定のクオリティで維持することは難しく、苦労していました。
写真の眉毛は、毛量も面積も少なくしすぎた完全な失敗作です。
やりすぎで、形も悪く薄すぎで、とても貧相な眉毛になっています。
日頃の手入れ
この頃は、3日に1回くらいの手入れが必要でした。
眉毛カッター・眉毛はさみ・毛抜きの3つを使い分けていました。


2) After
2022年2月です。
2回パッケージのプランで、1回目を2021年12月末に受け、2回目(微調整)を2022年2月始めに受けました。


Beforeとの違いがわかるでしょうか。
とても自然で美しく仕上がっています。
毎日鏡を見るのが楽しみになり、自己肯定感も上がりました。
やはり人間は美しいものを見ると、心が満たされるものです。
両眉毛の内側の端(攅竹(さんちく))がもともと薄かったので、リクエストしてインクを入れてもらいました。
(下の写真をよくご覧になってみてください)
また、糸竹空(しちくくう)も少し伸ばしてもらいました。
もちろん、そのほかの部分もアーティスト(医療従事者)さんのデザインにのっとって、インクを入れています。


日頃の手入れ
担当頂いたアーティスト(医療従事者)から「Beforeの頃のように毛をあまり短くしない方が良い」と言うアドバイスをもらったため、忠実に守るようにしました。
その結果、1週間から10日に1回くらいの手入れになりました。大幅に頻度は少なくなりました。
眉毛カッター・眉毛はさみ・毛抜きの3つを使い分けていることには変わりありません。
決めた輪郭の外部にはみ出て生えてきた毛を抜くもしくは剃ることと、輪郭の内部の伸びすぎた毛を少しだけ短くするというような手入れをしています。
3) 最近の状態

日頃の手入れの頻度を少なくした影響で、毛が長くなり、長さを維持していることで毛量が多くなり、結果太く濃くなっています。
(Beforeの眉毛と比較してみてください)
大昔はコンプレックスだった太く濃い眉毛ですが、輪郭が綺麗に整ったことで、むしろ今ではこの位の太さ・濃さが気に入っています。
しばらくは、飽きるまでこの太さ・濃さ(それをつくる毛の長さ)を維持していこうと思います。
入れたインクの状態
10ヶ月経過した現在、見た感じではありがたいことにほとんど褪色していません。
5. 今後の予定
1年後を目処にメンテナンス
すでに説明したように、10ヶ月経った現在でもほとんどインクの褪色が見られません。
あと1年程度は持ってくれるのではないかと考えています。
今からとても楽しみで仕方ありません。
次に興味のあるアートメイク
それは、ヘアラインのアートメイクです。
実は、私は生え際の薄毛という悩みも持っていましたが、この2年以内で薄毛の改善にも取り組んでいました。
そして、見事に生え際の薄毛も改善することが出来ました。だから、今は生え際へのコンプレックスはありません。
それとは別に、より綺麗に美しく生え際を整えることに興味があり、そのためにヘアラインのアートメイクを検討中です。
最後に費用について
お店や施術者のランクによって異なるためあくまでも参考までですが、2022年現在の東京都内の医療従事者による正規の施術だと2回1パッケージで約14万円台後半〜16万円台が相場です。
継続的に美容を続けるポイント
私は、この3年弱本当に数々の美容医療にチャレンジしてきましたが、美容を継続的に続ける一番のポイントはいいサービスをできるだけお得に受けることだと考えています。
私自身、できるだけ各クリニックやサロンが実施する割引キャンペーンのタイミングを逃さず上手に使うことで、今まで100万円単位で割引の恩恵を享受してきました。
美容医療は安い買い物ではありません。
継続的にエイジングケアを続ける最大の秘訣はキャンペーン活用だと思っています。
私のおすすめアートメイククリニック
私が運営する情報サイトにて過去に3つのクリニックを取り上げています。
ご興味がある方は、ぜひご参考ください。
人気のメンズ眉毛アートメイクで凛々しく。おすすめクリニック(#1)
施術者ランク制で眉アートメイクが33,000円から。アートメイクギャラリー
おわりに

最後まで読み進めていただき、ありがとうございます。
締め括りに際して、もう一度言わせていただきたいことがあります。
「眉で顔の印象の8割が決まる」
具体的に、どう印象が変わるのか?
私は、特に2つ感じていることがあります。
1. 清潔感
眉毛が整っていると、清潔感がグッと上がります。
ヒゲに近い感覚があるかも知れません。
2. セクシーさ
眉毛が美しい人は、セクシーに見えます。
髪型が整っていることと、近い感覚かも知れません。
中年男性で眉毛の毛並みと形が整っていて美しいと、それだけで大きな差別化ができます。
自分で経験してみて、本当にそのことを実感しています。
また、今回思い切ってシェアさせていただいた私の眉毛の変化を見ても、それを感じていただけたのではないでしょうか?
8割ということよりも、顔の印象が劇的にアップすることは紛れもない事実です。
もちろん、私もこれから先もアートメイクを続けていくつもりです。
本書が少しでも眉に悩む方の参考になれば幸いです。
では、ありがとうございました。
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