
はじめに
皆さんは電動キックボードに乗ったことはありますか?
単純におもちゃとしても魅力的ですが、次世代モビリティの文脈でも普及を期待されているのが電動キックボードです。
タイムリーなニュースとして、4月に道路交通法が改正案が可決されました。
電動キックボードを主な対象とした「特定小型原動機付自転車」という新しい車両区分が設定されることが決まりました。これから2年を目処に、本格的に普及が期待されています。
今回はパーソナルモビリティに興味をもっている、または購入を検討しているという方へ向け、参考になる基礎知識と電動キックボードおすすめブランドを紹介します。
パーソナルモビリティに属する乗り物は、様々存在しまたいろんな名称で呼ばれています。
電動キックボード、セグウェイ、バランススクーター、ジャイロボードなどがあります。
※「SEGWAY®」(セグウェイ)はSEGWAY Inc.の登録商標です
まずは次世代パーソナルモビリティの元祖とも言えるセグウェイ、そして世界と日本における普及状況などについて、理解を深めていきましょう。
1. セグウェイの基礎知識

セグウェイとは
アメリカの発明家であるディーン・カーメン氏を中心に開発され、新時代の乗り物として2001年12月に発表された乗り物です。
スティーブ・ジョブズやビル・ゲイツなどの著名起業家から賞賛されたことで大きな注目を集めました。
しかし、日本を含む世界共通の実態として、公道利用の認可がなかなか進まないことから一般利用としては普及せず、ショッピングモールや空港またはゴルフ場など私有地での利用に限定されることになりました。
|企業としての歩み
2015年4月、中国上海に拠点を置くXiaomi傘下の新興輸送ロボット企業Ninebot Inc.により買収されました。
2020年6月、Ninebotは同7月にSegway PT(Segway Personal Transporter)の製造終了を発表しました。
電動キックボードなどそのほかの製品の生産、メンテナンス業務は継続しています。
日本におけるセグウェイ
公道での利用が認可されなかったことから、個人利用としては普及しませんでした。
現在、セグウェイジャパン株式会社(セグウェイ国内総販売代理店/日本正規販売代理店)が法人向けサービスを継続しています。
そのほか、日本正規代理店として長谷川工業株式会社や株式会社オオトモなどが電動キックスクーター(Segway-Ninebot)を取り扱っています。
2. 日本におけるパーソナルモビリティの現状と今後の展望
現状1) 法律上、セグウェイPTは公道を走行できない
PTが公道を走れない理由
1) 法律上の二輪車の定義
定義: 前後にタイヤがついているもの
PT: プレートの両サイドにタイヤが配置されているので該当しない
2) 保安基準部品がない
法律上の定め: 安全に走行するための保安基準部品が必要
(前後ブレーキ、ヘッドライト、テールランプ、ブレーキランプ、ウィンカー、バックミラー)
PT: モーター制御で発進/停止する構造のためブレーキがない
この様に、現状の道路交通法上、現実的に不可能となっています。
(参考) 海外事情
各国における電動キックボードのシェアリングサービス導入都市
1位アメリカ(129都市)
2位ドイツ(87都市)
3位ポーランド(44都市)
4位イギリス(35都市)
5位イタリア(28都市)
日本は39位(2都市)と出遅れています。
※2021年9月時点
海外で電動キックボードのシェアリングが進んでいる理由
MaaS(Mobility as a Service;マース)普及の一環で積極的に採用されているからです。
MaaSとは
(地域住民や旅行者ひとりひとりのトリップ単位での移動ニーズに対応し、複数の公共交通やそれ以外の移動サービスを最適に組み合わせて検索・予約・決済等を一括でおこなうサービスで、観光や医療等の目的地における交通以外のサービス等との連携により、移動の利便性向上や地域の課題解決にも資する重要な手段となるものです
(引用:外部リンク) 日本版MaaSの推進 | 国土交通省
[参考情報:外部リンク] 国内外の電動キックボードに関する調査 | 経済産業省
[参考情報:外部リンク] 世界に広がる「電動キックボードのシェアリングサービス」日本でも普及する? | マネクリ
現状2) 電動キックボードは条件をクリアすれば、公道を走行できる
電動キックボードが公道を走れる条件
1) 法律上の二輪車の定義をクリアしている
前後にタイヤがあるのでOK。
2) モーター出力の制限を満たしている
原動機付自転車の定義をクリアしている。
- 道路交通法では排気量50cc以下(電動機の場合は定格出力0.6kW以下)
- 道路運送車両法では125cc以下(電動機の場合は定格出力1.0kW以下)
600W以下のものがほとんどであるため、原付同様に公道の走行が可能です。
3) 道路運送車両法の保安基準に定められた規定をクリアしている
保安基準部品
(前後ブレーキ、ヘッドライト、テールランプ、ブレーキランプ、ウィンカー、バックミラー)
4) ナンバープレートの取得・装着を満たしている
原付と同じ扱いとなるためです。
※自動的に自賠責保険にも加入します
今後の予定) 2年後を目処に公道走行のハードルが一気に下がり、本格普及期が到来
2022年4月、道路交通法の改正案が衆議院で可決
電動キックボードを主な対象として「特定小型原動機付自転車」という新しい車両区分の設置が決まりました。
一定要件を満たせば、公道走行のハードルが飛躍的に引き下がることになります。
一定要件のポイント
- 車道20km/h, 歩道6km/hの速度制限
- 車道に加え、普通自転車専用通行帯、自転車道も走行できる
- 16歳以上は免許不要
- ヘルメット着用は努力義務(任意)
- 長さ190cm×幅60cm内に収まる車体
施行は2年以内となる予定です。いよいよですね。ワクワクします。
3. 電動キックボードおすすめブランド

1) Kintone
2015年から電動モビリティを作り続けてきた日本メーカー。
手頃な価格帯が最大の魅力の1つ。今まで躊躇ってきた方でも手が届きます。
価格は手頃でも、すべての製品がPSE取得、過充電防止機能付きです。
1) キックボードタイプ: Kintone Model One
|特長
- すべての無駄を削ぎ落とした、ミニマルなデザインを採用
- 移動を楽しめるスピード(制限モード18km/h, スピードモード25km/h)
- 電動キックボードの中では大きい8.5インチタイヤ(快適に走行できる)
- ボタンはたった1つ(1つですべての操作ができる)
- 簡単3stepで折りたため、持ち運びにも簡単
- 家庭用コンセントから簡単に充電できる
|スペック詳細
【充電時間】満充電まで約5時間
【走行距離】13〜18km(満充電時)
【最高速度】2段変速(パワーセービングモード18km/h, スピードモード25km/h)
【バッテリー容量】6.0Ah
【バッテリー寿命】充電回数300回以上
【サイズ】展開時 縦1080mm×横430mm×高さ1140mm / 折り畳み時 縦1080mm×横430mm×高さ490mm
【タイヤサイズ】8.5インチ
【重量】12.5kg
【制限体重】100kg
|価格
定価65,780円(税込)
Kintone Model One | 電動キックボード モデルワン
2) セグウェイタイプ: Kintone Classic
|特長
- 形を見ただけで、乗り方・操作方法がわかる様に考えられた直感的なデザイン
- 日本の電気用品安全法で認められたPSEマークを取得
- 半年間の修理保証付き
|価格
定価32,780円(税込)
Kintone Classic(ミニセグウェイ) | キントーン クラシック
3) ジャイロタイプ: Kintone Gyro
|特長
- 体重移動だけで動く
|価格
定価63,800円(税込)
|スペック詳細(Kintone Classic/Gyro共通)
【充電時間】満充電まで3〜4時間
【走行距離】8〜10km(満充電時)
【バッテリー容量】4000mAh
【バッテリー寿命】充電回数300回以上
【サイズ】縦180mm×横580mm
【本体重量】8kg
【制限体重】20kg〜100kg
【認証】ひし形PSEマーク
※前後のタイヤがないタイプのため、新設される特定小型原動機付自転車の対象外です
2) Segway-Ninebot
元祖・本家Segwayブランドです。
Segway-Ninebot(セグウェイ - ナインボット)シリーズは、移動手段をよりスマートでスタイリッシュにする次世代モビリティ。
J-MAX

|特長
- 公道走行可能な電動キックスクーター
- 航続距離65km、最高速度25km/h
- 折りたためるので、持ち運びも簡単
|価格
定価148,500円(税込)

4. おすすめ空気入れ
KUKiiRE
|特長1: 使う際の利便性
- ボタンを押すだけで40秒で空気入れが完結
- 自動だから面倒もなく、疲れない
- 全バルブに対応(車やバイク、ボール、車椅子にも対応)
- カバンに入る大きさで、持ち運びできる
- 接続するだけでタイヤに入っている空気圧を表示
- 使用時の音を65dBまで軽減
|特長2: 品質としての優位性
- 特許取得技術を使用
- 完成までに4回品質検査を実施
- コンパクト設計(縦15.3cm×横6cm×幅4cm, 433g)
- 業界随一の高圧力(150PSI)
|こんな方におすすめ
- 空気入れはめんどくさい
- 疲れる
- 今使っている製品に不満がある
- 自転車にしか使用できない
- 対応しないバルブがある
- 収納場所をとる
空気入れを楽にする!!全自動スマート空気入れ【KUKiiRE】
おわりに

最後までご覧いただき、ありがとうございます。
2年後を目処に、いよいよ日本でも本格的な個人利用が普及していきそうです。
もちろん現在でも、許可された公園や私有地で走行ができるのでアクティビティとしては楽しむことができます。また、記事本文でも説明したように一定要件を満たせば現在も公道走行ができます(前後にタイヤがない"セグウェイタイプ"と"ジャイロタイプ"は対象外です)
"漕がない"という点が自転車との最大の違いで、全く異なる乗車感覚・操縦感覚を味わうことができます。
また、キックボードタイプ、セグウェイタイプ、ジャイロタイプの3つとも、やはり乗り方が異なり、それぞれ全く違う感覚を味わえます。
この記事をきっかけに関心が高まったという方は、ぜひ一度チャレンジしてみてはいかがでしょうか?
デートや家族でのレジャーなど、きっとみんなで楽しむことができると思います。
ありがとうございました。
※「SEGWAY®」(セグウェイ)はSEGWAY Inc.の登録商標です
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