
はじめに
約1年前、2022年になってまもなく新年の計の1つとして「減酒」を立てました。
どのくらい減らすのかというと、それまでは週2回程度嗜んでいたのを、願わくば週1や隔週1回に。
1/2〜1/4にするというチャレンジです。
実は2020年から段階的に取り組み、少しづつ減らし、慣らしながら成果をあげてきました。
2019年までは、1年360日お酒を楽しむ正真正銘のヘビードランカーでした。
そして、
2022年の1年間では、1年10回以下、月平均1回以下にまで減らすことができました。
メンタルヘルス・フィジカルヘルスの向上や、アンチエイジング(見た目の若返り)など、おもに健康・美容に関する多くのメリットを感じています。
そこで、今回は1年でわかったことをシェアします。
また、もともとハードドランカーだったからことわかる、飲酒している人の特徴とお酒を節制している人の違いもお伝えします。
本記事の目的は、お酒の悪影響を感じながらもなかなか飲酒習慣を変えられない、やめられない。
そんな方々のお酒を減らす決心を後押しすることです。
そして、一人でも多くの健康的な中年男性を増やすことです。
まずはお酒を飲み過ぎの人に見られる外見的特徴について紹介します。
それでは早速見ていきましょう。
1. お酒を飲み過ぎの人に見られる外見的特徴
多分に主観が含まれます。
ただし、今まで何十年と自分も含め何千という人数の対象を観察してきて率直に感じることです。
この点をあらかじめご了承いただけると幸いです。
1) 目元が疲れている
お酒を飲みすぎの方の2大特徴と言っていいのが目元の疲れ、目元の老化です。
世の中の二品の中年の多くに当てはまります。
極論すると、日本の働き盛りの中年男性の多くがお酒を飲み過ぎているのではないかと考えています。
中年にもなれば、多少の差はあれど加齢により、顔についても老化現象が表れてきます。
その中でも瞼や目の下のたるみは、中年男性に特徴的な老化です。
しかし、ここで私が感じているのは、この老化現象の原因が飲酒にあるのではないかと考えています。
お酒を飲み過ぎている人の目元は、ほとんど例外なく老化が進んでいます。
他方、お酒を飲み過ぎていない人の目元は、飲み過ぎている人の目元ほど老化が進んでいない場合が多いです。
経験上、ほぼ間違いなく相関関係があると考えています。
肝機能の慢性的な低下、アルコール代謝時に発生するジヒドロ・・・による悪影響、睡眠の質の悪さと代謝の慢性的な低下により再生や修復が追いつかない、などいくつかの理由やその複合が考えられます。
むしろ、こんなに有力な原因が考えられるのに、影響がないと考える方が無理があります。
ちなみに、私自身がまさにこれでした。
瞼や目の下のたるみとそれによる黒クマに苦しめられていました。
私は美容医療による改善を選択し、今では本来の健康的な目元を取り戻しました。
実は減酒は目元の老化の再発を防ぐためでもありました。
減酒を始めてから、目元の老化の進行が明らかに感じられなくなりました。
自然老化による老化の進行は不可避ですが、アルコールが原因の老化は回避できている様です。
2) 髪や肌のダメージ
髪がパサついていたり、うねっていたりとダメージを負っています。
また、概して肌が汚い人が多いです。
これらは全て加齢による老化現象です。
「加齢しているのだから仕方がないだろう。」そんな声が聞こえてくる様です。
おっしゃる通りです。
しかし1)と同様、この加齢の原因の多くをお酒の飲み過ぎが作っているのではないかと私は考えています。
お酒を飲み過ぎていなければ、ここまで悪化していないはずだと思えて仕方がありません。
ダメージ(老化)の原因も1)と同様です。
(肝機能の慢性的な低下、アルコール代謝時に発生するジヒドロ・・・による悪影響、睡眠の質の悪さと代謝の慢性的な低下により再生や修復が追いつかない、など)
3) メタボ
メタボについては、あまり多くの説明をしなくてもほとんどの方はその関連性を認識されているのではないかと思います。
メタボな胴囲をしている中年男性の多くは、お酒を飲み過ぎている場合は大半です。
もちろん、お酒のカロリーだけによるものではなく、一緒に摂る食事に栄養やカロリーによるものでもあります。
ただ、飲酒と過多な食事がセットになっていることから、飲酒がきっかけになっていると言っても言い過ぎではありません。
また、メタボ気味の方は慢性的に運動不足であることが非常に多く見受けられます。
運動不足とお酒の飲み過ぎにも相関関係があるように思います。
飲酒すると運動はできません(正確には運動しずらい状態に置かれますし、運動するに至りません)。
自然と運動と距離を置いたライフスタイルになりがちです。
このように負のスパイラル、飲酒と運動不足のダブルパンチがメタボを促進してしまいます。
4) 目力がない
1)との相関もあります。
特に瞼がたるむと目にかかってしまい塞いでしまうため、目力がない印象になってしまいます。
雰囲気的な特徴
5) 色気がない
テストステロン量との相関が考えられます。
アルコールそのものがテストステロンの産生を妨げること。
加えて、運動不足や睡眠の質の悪さによって慢性的にテストステロンが産生しずらい状態にあること。
また、メタボなどだらしない体つきになっていることもあり得ます。
6) 覇気がない
5)ともかなり相関関係があります。
覇気に関して考えられる別の原因としては、睡眠の質の悪さ(やそれによる寝不足)により、外見的にもパフォーマンス的にも
本来のポテンシャルを発揮できていないことが考えらます。
いずれにせよ、お酒の飲み過ぎが間接的に原因しています。
すべてかつての自分にも当てはまっていたこと
恥を偲んで正直にお話します。
実は上に挙げた特徴6つ、すべてかつての私自身の姿でもあります。
また、過度な飲酒を断ち切ることで、すべてを克服できました。
1年360日お酒漬けの毎日を送っていた30代と40代前半の10数年間よりも、
週3〜月1,2回嗜む程度になった40代半ばの現在の方が若々しく、生気も精悍さも感じられます。
体つきも、余分な脂肪なくシャープな姿に変化することができました。
2. 減酒によって得られたこと
1) 第1章であげた6つの特徴すべての克服
すでに説明したとおりですが、念の為繰り返します。
過度な飲酒を断ち切ることで、すべてを克服できました。
1年360日お酒漬けの毎日を送っていた30代と40代前半の10数年間よりも、
週3〜月1,2回嗜む程度になった40代半ばの現在の方が若々しく、生気も精悍さも感じられます。
2) 自信
見た目の改善によってついた自信もありますが、
減酒を達成できたことによる行動し、実現できたことへの自信もあります。
3) 自己投資への時間とお金
単純にお酒を飲む時間が少なくなったことを、筋トレや読書や語学学習など自己投資への時間に割り当てられる様になりました。
たまに味わうお酒は美味しく、友人との会話も格別で楽しいですが、毎日や週の半分である必要はありません。
人生100年時代、リカレント教育やリスキリングの重要性が増しています。
お酒の時間は楽しいですが、最低限にして時間もお金も自己投資や自己啓発に配分する方が、人生全体で考えると有益です。
バーテンダーやソムリエ、バーオーナーを目指すなら別ですが、
今まで無自覚に、お酒のために時間とお金と健康を浪費してきたのかを反省しました。
反面、健康を損なう前に、見た目を致命的に損なう前に、人生の折り返し地点の前の40代半ばにこのことに気づくことができてよかったとも思っています。
4) 良質で十分な睡眠
3)の一部ではありますが、別のこととしてあげました。
お酒の機会をコントロールすることで、質の良い睡眠と十分な睡眠時間を持てる様になりました。
睡眠はQOLの土台、人生の資本です。
今までどれだけ睡眠を犠牲にしてきたかを、最近思い知らされています。
(とはいえ、睡眠に関しては今「スマホ」という別のモンスターと戦っています。睡眠の敵は次々に現れるものですね)
5) 健全なライフスタイル
以前の私は、「終業→お酒」といった様に仕事とお酒がセットになっていて、不可分なものでした。
少し大袈裟に例えるなら、お酒のために仕事をしているようなものです。
お酒を飲まないと1日を終われない。
お酒という1日のゴールに向かって仕事をして、1日を過ごしている。
お酒がない毎日なんて考えられない。
No alcohol, No life。
(どこかで似たコピーを聞いたことがあります)
実はこんな方は、世の中に多くいらっしゃるのではないでしょうか。
どう考えても、普通じゃありません。
しかし、今はもう違います。
仕事終わりは、食事や運動、趣味や自己啓発、大切な人との時間を楽しんでいます。
そこにお酒がある時もあります。
しかし、不可分な存在ではありません。
本当に欲しい時だけ、時を選んで自由意志で選んでいます。
3. お酒は特別な時に楽しむもの
これは1つの提案です。
私たちは、お酒を身近にし過ぎている気がします。
アルコールは少なからず中毒性を持っています。
本来、毎日楽しむようなものではないはずです。
アルコールメーカーさんや酒屋さん、バーの方からすると、「ふざけるな」かも知れません。
だけど、アルコールでどれだけの健康が損なわれているでしょうか。
また、お酒にはトラブルがつきものです。
理性を失うことによって起きる人間関係のトラブル。
注意力を失ったり、眠気によって起きる忘れ物や事故。
二日酔いによるパフォーマンスの低下。
大袈裟に言えば、突き詰めるとGDPにまで影響があります。
健康を損なうことに関しては、社会保障費の増大という負の側面もあります。
個人レベルにとどまらず、国家的な損失まであるのです。
お酒は特別な時に楽しむ
私は減酒始めてから、ここぞという時にだけに限定することを覚えました。
本当に飲みたい時に、飲みたい人と。
大切にしている友人や家族方、どうしても飲みたいと誘われた時。
この様に、時と場合をかなり厳選する様になりました。
すると、そういった特別な瞬間に飲むお酒は、今までとは比べ物にならないくらい
当別な価値を持つようになりました。
結果的にお酒を楽しむ時の幸福感が、今までにないものになりました。
一度この様な、毎日の心身の心地よさや、特別な時の幸福感を体験してしまうと、
もう過去の、不健康で、有り難みのない飲酒体験には戻れません。
面白いもので、
お酒と距離を置くことで、究極の理想的なお酒の楽しみ方を知りました。
今まで以上に、もっとお酒が好きになりました。
そして、特別なものになりました。
心身の健康レベルもアップし、見た目の若々しさやシャープさもアップしました。
年齢的には歳を重ねているのに、実態は反比例しています。
おわりに
最後まで読み進めていただき、ありがとうございます。
ここまでお付き合いくださったあなたには、ぜひ騙されたと思って一度チャレンジしてみることを
強く、強くおすすめします。
きっとよかったと思うことは起これど、後悔する結果にはならないはずです。
また、もしなかなか難しいという場合にはオンライン個人相談をご活用ください。
アンチエイジングや健康習慣に関する、さまざまな相談を受けています。
減酒のほかにも、禁煙、ダイエット、ファスティング(断食)、美容医療(脱毛・薄毛治療など)に関する相談などをお受けしています。
私自身の様々な実体験とそこから得た知見が、お役に立てると思います。
(私自身は受ける側として経験豊富なエバンジェリストであって、施術する側のプロではありません)
お気軽にコンタクトいただければと思います。
では、ありがとうございました。
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