「一日一食」vs「16時間断食(16時間ファスティング)」徹底比較
「一日一食」vs「16時間断食(16時間ファスティング)」徹底比較

はじめに

私は40代半ばの男性です。

夜だけの一日一食生活を実践し始めてまる2ヶ月になります。

一日一食習慣を始めるまでは、約2年半にわたり16時間断食(16時間ファスティング)習慣を続けていました。

「一日一食」と「16時間断食」は似ている点と異なる点があります。

今回は、どちらも経験したことがある立場から、両者の違い・それぞれのメリット&デメリットなどについて詳細にお伝えしていきます。

1. 「一日一食」と「16時間断食(16時間ファスティング)」

一日一食

文字どおり一日に一食しか食べない習慣です。
飲み物に関しては、無糖・ノンアルコール飲料であればどのタイミングでもOKです。

一日に主食を一回だけで、主食以外の間食もOKと定義している情報も見かけますが、残念ながらその場合は一日一食とはカウントできないと思います。

一日に一食だけなので、自ずと22時間以上は断食することになります。

16時間断食(16時間ファスティング)

一日に食事をする時間を連続8時間以内に収め、残りの連続16時間を断食に充てる習慣です。
16時間には睡眠時間もカウントできるので、起きている時間帯では実質8〜10時間食事を我慢すれば済みます。

無糖・ノンアルコールの飲み物であれば、断食時間内でもOKです。

余談ですが、あのヒュー・ジャックマンも16時間断食に挑戦したようです。

[外部リンク] 俳優ヒュー・ジャックマンが実践する「16時間断食」に10日間挑戦してみた結果 | Esquire

2. 「一日一食」vs「16時間断食」徹底比較

比較表にしてみました。

「一日一食」vs「16時間断食(16時間ファスティング)」徹底比較
「一日一食」vs「16時間断食(16時間ファスティング)」徹底比較

一つだけ補足したいことがあります。
「難易度」という項目を設けたように、「一日一食」はそんなに簡単ではありません

特に「一日三食」の一般的な食生活を長年続けてきた方にとって、いきなり一食に切り替えることは簡単ではないでしょうし、あまりすすめられません。
急激な変化に体がついてこれず、体調を崩してしまう可能性もあります。

無理せず少しづつ体を慣らしていくためにも、最初は16時間断食から始められることをおすすめします。
16時間断食なら、8時間の時間的猶予があるので一日二食から始められます。

とにかく無理は禁物です。

3. どちらも経験してみた私の感想

個人的には「一日一食」です。
特筆したい理由は2つあります。

1. より時間を有効に使えるから

16時間断食の場合、食事が許可された8時間という時間の中で実は結構間食することが多くなっていました。
結果的に、時間のメリハリが失われてしまった気がします。
一日一食に切り替えてからは、完全に間食を断つことに成功し、上記のデメリットが解消されました。
自分の意思次第で、お昼休憩を挟まずに仕事を継続することもできるので、生産性がアップしました。

2. 血糖値が安定するので、休憩を挟まなくても集中力がキープできるようになった

実は大きな変化です。
メカニズムは単純なのなことなので、誰でも簡単に理解できることです。

日中に食事や間食を一才摂らないため、血糖値の上昇や下降といった乱れが発生しなくなることで、眠気と無縁にもなりました。
結果的に、集中力が途切れることなく長時間キープできるようになりました。

両者の最大の違いは生産性アップの差?

「一日一食」vs「16時間断食(16時間ファスティング)」徹底比較
生産性アップが一日一食の最大の魅力

私が16時間断食から一日一食というよりストイックな習慣に切り替えることにした動機は主に3つありました。

1)自分を試してみたかった
そもそも一日一食なんて我慢できるのか?
自分自身を試してみたかったという、好奇心がありました。
特に己の”意思力"を試してみたかったという動機が強くありました。

2)身体・心に変化があるかに興味があった
これもまた好奇心からです。
16時間断食を実践している時は、実際食事が許される8時間の間は間食も含めて結構食べ物を口にする時間帯が多かったです。
一食にすることで、身体と心、体調や日中のパフォーマンスにどんな変化があるのかに興味がありました。
また、美容効果(若返り効果)にもどんな差がでるのかにも強い関心がありました。

3)体調・パフォーマンスどんなに変化があるかに興味があった
2.とほとんど同じですが、体調と日中のパフォーマンスへの変化の有無に興味がありました。

最も違い(一層のメリット)を感じてるのは生産性のアップ

2ヶ月続けてきて、16時間断食より一日一食の方が優れている点は、複数の要因によって生産性がアップすることだと現在は感じています。

  • シンプルに朝食と昼食をスキップすることで生まれる時間的な余裕
  • 食事を摂ることで発生する血糖値の乱れからの解放と集中力の持続
  • 夜の(待望の)食事→ワークアウトという無駄のない一連のルーティンの確立

これらの結果、生産性がアップしたように感じています。

マイナス面の体調の変化はあったか?

現在では改善済みですが、1つだけありました。

一日一食を始めて最初の1ヶ月便秘に悩まされました。
経験者なら皆さん同意いただけると思いますが、便秘は精神的にも滅入るため辛かったです。

いつまで続くのかわからず辛い面もありました。
幸いにして、2ヶ月目に入ってから改善し、今は正常に戻りました。

食事のリズムが変わったことや、もしかすると一時的に食物繊維や発酵食品(菌)の摂取量が少なくなった可能性もあり、それらが複合的に作用し、一時的に腸内環境や排便リズムが乱れたのかも知れません。

排便は大切なので、もし2ヶ月目以降も改善しない場合は「一日一食」を断念することも考えていましたが、幸いに改善したので、現在も楽しく続けています。

4. 私の一日一食・22時間断食ルーティン

「一日一食」vs「16時間断食(16時間ファスティング)」徹底比較
ルーティン

1) 食事する時間帯

  • 20時〜22時 (2時間以内)
    • 16時間断食の時は、8時〜16時の8時間を食事を許可する時間帯として設定していたので、大きな変更でした
    • なお、断食時間帯の22時間(22時〜翌20時)については、無糖飲料のみOKにしています。ミネラルウォーターとコーヒー(アメリカーノ1杯)をほとんど毎日ルーティンで摂っています
  • なぜ、この時間帯にしたのか
    • 筋肉量を維持したいと考え、食後のワークアウトをセットで行うことにしたからです
    • 個人的な平均的な一日のスケジュールの都合上、完全に自由が効く時間帯にする必要があり、自ずと20〜22時の時間帯に落ち着きました

2) 週に何回やっているか

4日以上を目標に続けています。

これが16時間断食の時と同じで、変えていません。
実態としては週5〜6日で推移しています。完全に習慣化に成功したため、週7日でも問題なくできます。

しかし、意図的に変化をつけるため最低1日はチートデーを設けるようにしています。
マンネリ化を防ぐという目的もあります。


おわりに

「一日一食」vs「16時間断食(16時間ファスティング)」徹底比較
一日一食または16時間断食でアクティブで、健やかに、そして美しく

最後までご覧いただき、ありがとうございます。

もし、あなたがここまであげてきた様々なメリットやデメリットを理解した上で、もし何か1つでもメリットを感じ、また興味・関心を持たれたとしたなら、一度はトライしてみる価値は十二分にあります。
それだけは、私自身の経験から自信を持ってお伝えすることができます。

一日三食に疑問を感じている方は、まずは16時間断食を伴う一日二食を。
16時間断食でいまいち効果に物足りなさを感じている方は、ぜひ一日一食を。

ぜひ、それぞれ試験的に実践してみてはいかがでしょうか。

では、ありがとうございました。

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