
はじめに
本書に着目していただき、実際に選んでいただきありがとうございます。
私は40代半ばの男性です。
健康・美容・アンチエイジングのエバンジェリスト(啓蒙・伝道者)であり、かつプラクティショナー(実践者)として日々様々な習慣を実践し、一次情報として発信しています。
特に、私と同世代の中年男性に向け、”人生100年時代“を一緒に若々しく魅力的に年齢を重ねていく仲間を増やしていきたいという願いを持って、役に立つ情報発信通つうじて啓蒙に取り組んでいます。
今回は、「話題の成分CBD」について取り上げます。
最後までご覧いただき「これはいいかも」という気付きがあれば、ぜひ今日から取り入れていただければと思います。
では、早速みていきましょう。
1. 漠然とネガティブなイメージを持たれがちなCBD

CBD。
この一年でも随分認知が広がった感があるCBDやCBD製品。
名前だけは知っているけど、詳しいことは知らない。
「ストレス緩和」や「睡眠改善」などのリラックス効果があると、なんとなく聞いたことがある。
ヘンプ(麻)由来の成分ということから、なんとなくチャレンジしにくい。
などなど、関心レベル・理解レベルはそれぞれだと思います。
また、まだまだ未経験の方のほうが多数派だと思います。
日本では違法なTHCと混同し「危険な成分」という誤った認識がまだまだありますが、それもだんだん解消されつつあります。
CBDは合法な成分で、リラックスに関する優れた薬理作用を持っていることが研究で明らかになっています。
アメリカではCBD入り化粧品、チョコレート、コーヒー、プロテインなど、健康志向の人々には欠かせないリラックスアイテムとなっています。
おそらく、日本でも今後1〜2年ほどで本格的なブームを迎えるのではないかと個人的には予想しています。
今回は関心・理解レベルは異なるものの、とにかくまだ未経験の方に向けた記事を書こうと思いました。
CBDはセルフケアに持ってこいの、100%天然原料の安心で安全なアイテム
CBDの最大の特徴をあえて選ぶなら「リラックス効果」です。
その高いリラックス効果は、様々な場面で発揮されます。
この記事で正しい情報を知り、誤解を解いていただき、取り入れてみるきっかけにしていただければ嬉しく思います。
2. CBDの基礎知識

CBD(Cannabidiol)のことです。
カンナビジオールと読みます。
カンナビノイドとは
アサ科の植物に含まれる化学物質の総称をカンナビノイドといい104種類あります。113種類とする情報もあります。
カンナビジオール(CBD)はカンナビノイドの1つです。
104種類(または113種類)のカンナビノイドの中でも、特に有名な成分がCBD(カンナビジオール)とTHC(テトラヒドロカンナビノール)です。
|THCとCBD
THC (テトラヒドロカンナビノール)
Tetrahydrocannabinol。
精神作用があり、日本では違法のため販売が禁止されています。
CBD (カンナビジオール)
Cannabidiol。
麻から抽出される科学物質の一種で植物性カンナビノイドの一つとして知られています。
潜在的な可能性を秘めた天然化合物として20,000論文以上の研究が世界中で行われており、また、250以上の疾患に対する効果が研究されています。アメリカをはじめとする欧米諸国では医療現場での幅広い疾患の治療、緩和ケアに使用されています。
精神へ与える作用(精神作用)や中毒性がないことが証明されており、その安全性からオリンピック選手など世界中の一流アスリートからも、筋肉損傷などの抗炎症作用や緊張緩和作用などを目的に支持されています。
[参考情報:外部リンク] カンナビジオール(CBD) 事前審査報告書 | WHO
[参考情報:外部リンク] CBD(カンナビジオール)を含有する製品について | 厚生労働省
|エンド・カンナビノイド・システム (ECS)
カンナビノイドがカンナビノイド受容体に結合することで、人体の様々な機能を調節し生体恒常性(ホメオスタシス)を維持することができる仕組み。
※エンド(内因性)
カンノビノイドは3種類
- 体内で生成される [内因性カンノビノイド]
- 植物から抽出される [植物性カンノビノイド]
- 人工的に作る [合成カンノビノイド]
内因性カンナビノイドは、1日の中のバイオリズムや運動、精神的/身体的ストレスに応じて生成されます。
カンノビノイド受容体
脳や神経、臓器、血管、眼球、皮膚、粘膜、筋肉、骨など全身のあらゆる器官・組織に発現します。
カンナビノイド欠乏症 (CECD)
ECSにより、食欲、睡眠、身体の動き、鎮痛、免疫、記憶などを調整することで、ストレス反応をコントロールしたり、自己治癒力をサポートします。
しかし急なストレスがかかりすぎたりすると、内因性カンノビノイドが不足し、不調をきたすことがあります。
この状態をカンナビノイド欠乏症と言います。
そこで活躍するのが、植物性カンノビノイド。CBDです。
植物性カンノビノイドのCBDは、体内で作られ分泌される内因性カンノビノイドに作用し、カンノビノイド受容体を活性化させます。
CBDはファイトケミカル
CBDを含む植物性カンノビノイドはフィトケミカル(植物由来の抗酸化物質)の1つです。
ポリフェノールやカロテノイドと同様に、ストレッサー(ストレス要因)への抵抗力を持ちます。
要するにCBDは天然のメンタルヘルスケア成分

「ストレスの緩和」や「睡眠改善」などのリラックス効果が認められているからです。
ちなみに、日本ではメンタルヘルスケアの成分としてGABAがよく知られていますが、欧米ではCBDがより広く使われています。
使用上の注意点
個人差はありますが"眠くなる"作用があるため、眠気を催してはいけない場面での使用には十分注意してください。

CBD製品の使い方と適した製品タイプ
CBD製品は、利用目的に合わせて様々な形態の製品が開発されています。
1. 内から(口から)
1) 口から摂取する (食べる/経口式)
消化器系を経由し肝臓で代謝させる。一般的な食事やサプリなどの摂取方法と同じです。
そのまま摂ったり、食事や飲み物に混ぜて摂取します。
該当製品タイプ
(CBD)オイル・ペースト・スプレー・結晶・結晶パウダー・グミ・プロテイン・カプセル・クッキーなど
2) 口の粘膜から吸収する (垂らす・摂る/舌下式)
舌下あたりの口内に含み、その場にとどめ浸透させます
口内の粘膜は栄養成分を効率よく吸収します
該当製品タイプ
オイル・スプレー

3) ヴェポライザーでミストにして吸引する (吸う/蒸気式)
タバコやシーシャ(水タバコ)を吸う様な感覚で、ミスト状になった栄養成分を吸収します
該当製品タイプ
リキッド
タイプ別の吸収率
意外にも吸うことが最も吸収率が高いという結果があります。
吸うタイプが苦手じゃなければ、最もCBDの優れた薬理作用を効率的に得られる方法と言えます。
2. 外から(皮膚から)
美容液やシャンプー、ボディソープなどスキンケア製品にも活用され、効果を示しています
該当製品タイプ
クリーム・バーム・スプレー・シャンプー・ボディソープなどのスキンケア・バスケア製品
製法の種類
CBDには「フルスペクトラム」「ブロードスペクトラム」「アイソレート」の3種類があります。
これに加え、2019年頃から新たな方法「ディスティレート」が普及し、現在では主に4種類が主流として存在します。
日本では「ブロードスペクトラム」と「アイソレート」の2種類、そしてアイソレートタイプにブロードスペクトラムやディスティレートを混ぜて作られたCBD製品の販売が認可されています。
1) フルスペクトラム
麻に含まれている全ての化合物(カンナビノイド)を抽出したもの。
日本では違法なTHCが含まれるため、流通・販売されていない。
2) ブロードスペクトラム
フルスペクトラムのCBDからTHCを取り除いたもの。
- CBD以外の成分も含まれる
- 麻特有の苦味や風味が残っている
- アントラージュ効果によって高い相乗効果が期待される
より効果を期待する方におすすめ
3) アイソレート
純度99%のCBDでCBD以外の成分を含まない。
- 麻特有の苦味や風味は残っていない
- アントラージュ効果は期待できない
- ドーピングに該当しないため、アスリートも使える
クセがないので料理に使いやすい
4) ディスティレート
麻を蒸留(distillate)し、不純物がほとんどないピュアなCBD成分とその他の成分を抽出したもの。
- THC以外の成分も含むという点で、ブロードスペクトラムに近しい
- アントラージュ効果によって高い相乗効果が期待される
- ドーピングに該当しないため、アスリートも使える
- 不純物がほとんど含まれないので、食品やコスメにも使われる
- ブロードスペクトラムと比べても不純物が少ない
CBDオイルは水には溶けず油に溶けるため、何かしらのオイルと合わせて使います(脂溶性)
アントラージュ効果が得られるため、より効果を期待する方におすすめ
|アントラージュ効果とは
CBD(カンナビジオール)の単一摂取と比べ、複数成分(化合物)を同時に摂取すると成分同士が相互作用し、個々の効果が増幅し高い相乗効果が生まれること。
|製法の確認方法
商品によって、製法を明記(明示)しているものとしていないものがあります。
明記していない場合は、メーカーや販売元にお問合わせしてみてください。
特に、アントラージュ効果を求める場合は、ブロードスペクトラム製法かディスティレート製法の製品を選ぶことをお忘れなく。
3. 初心者におすすめのCBD製品
1) CBDグミ (食べるタイプ/経口式)
皆さんもよくご存知のグミキャンディのグミです。
数多あるCBDアイテムの中でも、とっつきやすいエントリーアイテムとして今回ピックアップします。
私の運営する情報サイト[JOY OF LIFE]にて、おすすめ商品を紹介した記事があるので、参考までに添付します。
ご興味があれば、ぜひご覧になってみてください。
初めての方でも始めやすい、CBDおすすめアイテム【2022年】
グミのいいところ
- CBDの独特の風味やカプセルでの服用が苦手という方でも摂りやすい
- お菓子がわりに気軽に摂れる
- 外出先でも手軽に摂取できる
- オイルやリキッドに比べゆっくりと血中に浸透するため、作用がわかりやすい
2) CBDサプリ・タブレット (食べるタイプ/経口式)
説明不要ですね。
いわゆるサプリメント(補助食品)タイプです。
おすすめ商品を紹介した記事があるので、参考までに添付します。
ご興味があれば、ぜひご覧になってみてください。
リフレッシュしたい時におすすめのCBDタブレット&サプリメント4選
サプリ・タブレットのいいところ
- 外出先でも手軽に摂取できる
- 最も手っ取り早く、かつスピーディに摂れる
- オイルやリキッドに比べゆっくりと血中に浸透するため、作用がわかりやすい
3) CBDアロマ (吸うタイプ・蒸気式)
吸うタイプのアイテムです。
サプリは味気ないけど、グミは歯磨きが面倒というような方におすすめです。
おすすめ商品を紹介した記事があるので、参考までに添付します。
ご興味があれば、ぜひご覧になってみてください。
4つのシーン別(趣味/睡眠/瞑想/セックス)で楽しめるCBDアロマ
特にこの商品は面白いです。
現代人に取り入れてほしい「4つの良い習慣」(趣味/睡眠/瞑想/セックス)をイメージしたユニークなアロマです。
趣味用・おやすみ前用・瞑想前用・プレジャー用、目的別に4タイプのアロマが選べます。
アロマのいいところ
- 最も吸収率・即効性が高い
- 香りも楽しむことができる (CBD自体は無臭ですがフレーバーが添加された製品が多い)

おわりに

最後まで読み進めていただき、ありがとうございます。
日本人はセルフケアが苦手な国民です。
また、リラックスが苦手でもあります。
いつも無意識に力んでいて、その自覚がない場合が少なくありません。
メンタルヘルスの問題を抱えてしまうまで、気がつけないのです。
また、気がついていたとしても、限界が来るまで見て見ぬふりをしてしまう人も少なくありません。
真面目で責任感がある国民性が故とも言えます。
だからこそ、自分の力だけでなんとかしようとせず、役立つものは有効に活用したいものです。
「上手にリラックスする」「上手にリラックスする方法を会得する」
現在に生きる日本人にとって、とても大切なライフスキルだと言えるでしょう。
今回は、そのための有効なサポートツールの1つとしてCBDを紹介しました。
では、ありがとうございました。
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